一気に読みました。
★★★★☆
女性セブンか何かで漫画の連載になっていて
面白いなあ。続き早く読みたい!って思い
原作のこちらを読みました。
昔も今も全く変わらないんですね。
男の人の心理とか、好きな人に対する
女の人の心理とか、、、
一気に読んでしまいました。
平成に書かれたと言われても
不思議でないです。
ずっと持っていて、ときどき読み返したくなるかも
★★★★★
3部作通して一気読みでした。
手にとったのは、装丁がかわいいなっていう不純な動機で。
しぼしぼした紙もとてもいいし、
硬い表紙じゃなくてなじみがいい感じもとても好き。
昔のハンカチなんですってね。かわいい。
恋愛小説ってあまり好きじゃないけど、
もうこのヒロインには感情移入しまくりです。
こんなふうに生きたいです。
30年前の作品とは思えない
★★★★★
L25に紹介されていたところを、探して購入しました。
復刻版とは知らず読んだのですけれど、現代と全くずれていない。
田辺聖子、すごいです。
吾郎への愛情、剛への対応、それぞれの想い、どれをとっても深くうなずき、一気に読み終えました。
読み終わった後、ひとつため息と ほろっ 。と感慨にふける。
どの恋愛マニュアル本よりも、むしろ一番心に納得感を得た一冊。
異種格闘技
★★★★☆
鴨居まさねの田辺聖子シリーズがすきなので、
本屋で見かけていつも読みたいなあーと思っていたが
L25に紹介されていて装丁が超乙女だったので、さらに読みたくなった。
好きな男に言い寄ることができない
という表題だけど、読み終わると、「言い寄る」難しさは、競技の違いという感じがした。
恋愛って、相手を見てるんじゃなくて、
二人で、同じ玉を転がすテニスのラリーみたいなもんか?
という感じ。
主人公の乃里子はテニスプレーヤーなのに
言い寄りたい相手に格闘技を挑んでしまうんですわな。
世界観が違う同士がどう互いをすり合わせるか。
そういう差異を描けるのは、鴨居まさねも得意だし
関西の人は、得意なんかもしれないね。
会話はしつこくない関西弁で粋な感じです。
秀逸の三部作
★★★★★
田辺聖子作品はほとんど読破していますが、中でも印象に残る作品で
時間をおいて何度も読み返しています。
この作品の後編として「私的生活」「苺をつぶしながら」と続きます。
いずれも終始、関西弁ですがアンチ関西の人も是非読んでほしいです。
主人公の女性は決して若過ぎず、かといって中年にはまだ早い。
仕事も充実させつつ、もちろん男も欲しい。
どうしようもなく好きで手に入れたい男と、好いてくれる男。
ロマンチック過ぎず、現実にころがっていそうな面々が魅力的。
会話のテンポと男女のかけひきを楽しめる作品です。