ここまで完成された、美しい話のBLCDは、めったに無いと思います。
寛末のことが好きで、でも本人は松岡に対して、恋愛感情を抱けなくて…

是非ぜひ、続編である『愛しいこと』とあわせて購入することをオススメします!
『愛しいこと』は、『美しいこと』よりも更に切なくて…同時に、寛末のあまりにも無神経な言動に、苛立ちさえ覚えますが、ラストは本当に暖かい気持ちになります*

主人公2人の声はとても良かったのですが、興奮して怒鳴るシーンとか、Hのときの声が、ちょっと微妙な感じでしたが、それを埋めてあまりある珠玉の作品です!

どうして好きになってしまったのか・・・気になってしまうのか・・
男同士の恋愛が当たりまえという世界観ではなく
主人公２人のリアルな感情の流れを感じてしまう作品です。
この「美しいこと」後編の「愛しいこと」２枚組で合計４枚のCD・・飽きることなくいっきに
聴きこんでしまいました。

特に松岡役の鈴木達央さんの演技力に驚かされてしまいました。
胸を打つような切ない気持ち、感情の流れをここまで表現できるひとはいないんじゃないかと思わせる
ほどの素晴らしさでした。もともと好きな声優さんの中の１人ではありましたが、この作品を聴いて
ダントツに好きな声優さんになってしまいました。

BLCDの枠に収まりきらないストーリー、シナリオのよさ、鈴木さん、杉田さんの素晴らしい演技
聴いて損はしないと思います。

とにかく切ない・・！
・・・泣けます。後編の「愛しいこと」と必ずあわせて聴くことをおすすめします。

声優の凄さを感じれる作品。出会えてよかったです(^^)
BLが苦手な方でも聴いてみてほしいです☆

本当に素晴らしい作品です!
丁寧に心情が描かれていて、ぐいぐい物語に入っていきます。

松岡サイドでストーリーが進みますので、正直胸が痛いです。 やはり、一番の見せ場はラストの踏切でのシーン…
CD聴いていて涙が止まりませんでした。
「…早く、助けて…」 松岡の心の叫びが言葉に出来ません。

松岡と寛末―このふたりに息を吹き込んだ鈴木達央さん、杉田さんの演技は素晴らしい… 私はこの作品で たつにハマってしまいました。
この作品は、鈴木達央という役者に出逢えた運命の一枚です。

原作も、イラストレーターさんも、そしてキャストも全てが好きなCDでしたので、聞く前から期待マンマンでした。そして、その期待を大きく超えた秀作にメロメロです。(表現古っ)
特にキャストの鈴木達央さんの演技にノックアウトされました!!「気が強いんだけど、我慢して耐え忍んじゃう」系を演ったら天下一品ですね!!蛇足ですが、インコミさんの別CDでも相手を追っかけて追っかけて力技と涙で口説き落としたBLCDがありましたが、これ又逸品。
早く続きが聞きたい一枚です。

原作の世界そのままに、かなり忠実に仕上がっています。 仕事がかなり丁寧で一冊とちょっとの「美しいこと」の原作の世界観を惜しむ事なくCD二枚組みで余す事無く聴かせくれます。 松岡の切ない心情が丁寧に表現されていて、その一途なまでに健気な姿に胸が締め付けられます。 平行線を辿る、寛末の葛藤も戸惑いも優柔不断で煮え切らない曖昧さも上手く表現されていると思います。 私は、原作の松岡好きなので、かなり松岡に偏ってしまいますが気に入りました。