ヒッピー思想をお金に変えたオヤジどもの昔話＆戯言。
だいたいゴアに拠点を置くサドゥーって何よ？世間を捨てるんじゃないの？
このサドゥーにしろゴアギルにしろ相当いい暮らししてんだろうな、旨いもの食って。
そんな人間たちの言葉が心に響くわけもなく、ただただ白々しい。
昔のゴアの映像は確かに貴重だと思うが、残りは時間の無駄だったね。

ヒッピーと聞いてあなたは何を思い出しますか？一般的には、60から70年代にかけ、一般社会からドロップアウトし、フラワーチルドレンとか言ってベトナム戦争などに反対し、ろくに働きもせずマリファナやLSDを楽しみ、インドに行って返ってこない髪やひげがぼさぼさな人たち……みたいなとこでしょうか。その後「ヤッピー」と言われる仕事もバリバリこなしお金を大量に消費する生き方がかっこいいとされ、急速に滅んでいった人種とされています(笑)。

そんなヒッピーを、かつて「ヒッピーの聖地」と言われたインド・ゴアで探そうとしたのがこのＤＶＤ『Last Hippie Standing』。自分もゴアに行った身として、ワクワクする映像でいっぱいでしたね。アラビア海に沈む夕日や、にぎやかなフリーマーケットの様子。もちろん踊り狂うパーティーの様子も満載。

しかも、70年代の「貴重な映像」にはたまげましたね。今と全然変わらんじゃん(大笑)。無いのは蛍光色の服やライティングぐらいなもので、踊り狂う人のおかしな姿(^^;)含め、みん同じ。やっぱりゴアって「ヒッピーの聖地」だなぁと思いました。

ゴア経験者には行った時代を問わずお勧めします。ただ、ヨーロッパ・日本などで一般的なレイヴパーティーを純粋に楽しんでる人には少々重いかも。DJゴアギルの話などはなかなか重みがあるんですが、「なにを大げさな」と思う人も多いかもしれません。