女性の生き方
★★★★★
他の方のレビューで『宗教』という指摘があるように、本書には、平均的な日本人の考え方からすると、やや受け入れがたい部分があると思われます。
しかし、欧米では、キリスト教が人々の人生・生活の根底にあるので、そこは文化の違いだと考え、
ここでは大切な要点だけを読み取れば、とても役に立つのではないか、と思います。
現代社会では、男女平等主義という価値観のもとで、男女の特徴を生かすことについては、ないがしろにされている傾向があると思います。
『女性だから』という言葉は、極端なまでに、タブーとなっています。でも、本来は、女性がどう生きるかは、色んな意味で自由なはずです。
結婚、というものに焦点を当てたとき、男女の違いを生かすことは、とても素晴らしいこと。
キャリア志向の方や、『良妻賢母』という言葉には抵抗がある方も、自分とは違う価値観を知るという意味でも、一読の価値があると思います。
何かの発見があるかもしれません。
参考になる部分もあるけれど。
★★☆☆☆
近所の本屋で衝動買いした本です。この本、クリスチャンの方が読めば五星評価でしょう。
聖書からの引用やキリスト教的な表現・解釈・善悪の決め方が多いんです。
ほぼ無宗教の私には「神の子」とか言われてもピンときませんし、
「不健全なもの」の中に同性愛が入ってるのも、なにか納得できないし、
「体力・職業などで男性に勝ってはいけない」というのも腑に落ちず・・。
宗教アレルギーの強い方にはオススメできません。
民族の違いで男女の在り方も違うはずなので、その点も違和感がありました。
参考になったのは、男性の心は女性が思っている以上に、
プライドが高くてガラスのハートらしく、女性が冗談のつもりで言った言葉にも
傷つくらしいので、真剣に褒めてあげるのが良いそうです。
割と男家族に対して言いたいことを言ってきたので、その点は大反省させられました。
これだけでも買った意味はあったと思います。
あと、女性はシモネタや下世話ネタで大笑いしちゃいけないんですって・・。
笑いのツボまで変えろと言われても困るなぁ・・。