まだ、この頃はラジオを経由したプロモーション活動と、活発なライブ活動で少しずつ足場固めをしていた時期でもある。
80年代のR.E.MはDocumentまでの作品は、どれ取っても名作ばかりという成長期の作品ばかりです。メンバーの構成からU2と比較されがちな部分がありますが、音の作り方は同じといって良いでしょう。あとは土の臭いの違いだけかと。
とりわけ、無条件で1曲目のRadio Free Europeのベースを中心とした音作りに痺れちゃうのが一番かと思います。Deluxe Editionには当時のLiveが収録されています。こっちも聴き処が多いです。当時、演奏もまともにできなかった連中が多かった中、R.E.Mの演奏力はデビュー間もないのに素晴らしいの一言につきます。

オルタナティヴ・ロックの原型を作ったと言われるREMの名盤です。
全曲リマスターにより音の迫力は増し、彼らの“不明瞭”な魅力もより鮮明になりました。
ボーナス・ディスクには、オリジナル・リリースの直後に行われたライヴが収録されていますが、音も良く、当時のキレの良いパフォーマンスが味わえます。