オープニングを飾る「Soul Serenade/Rasta Man Chant」で、トラックスはルーズな楽節を挿入し、マイルス・デイヴィスを、続いてボブ・マーリーをおもしろ半分にまねてみせる。「Bock to Bock」はもっとしっかりした構造をもつ、ヘンリー・マンシーニ的な曲。「Drown in My Own Tears」にはグレッグ・オールマンが参加し、ビターな歌詞をしわがれ声で吐き出す。この曲で伴奏にまわったトラックスは完ぺきなスロー・ダンスを聴かせ、時おり悲しみに沈んだスライド・ギターでグレッグのフレーズに合いの手を入れる。トラックスは「Afro Romp」でメキシコ音楽に手を伸ばし、バンドは「Elvin」で偉大なジャズ・ドラマーのエルヴィン・ジョーンズを思い出させる演奏をする。(Jaan Uhelszki, Amazon.com)
しかもこの人かなり若いんですよね(たしか20代のはず)?
いやー末恐ろしい人物です。サザン・ロックはちょっとという方、これは
全然違う音楽ですので聴いてみてくだされ。