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マツダ/ユーノスロードスター―日本製ライトウェイトスポーツカーの開発物語

価格: ¥2,940
カテゴリ: 大型本
ブランド: 三樹書房
Amazon.co.jpで確認
これを読んでしまったが為に ★★★★★
内容については他の方々がレビューしている通り素晴らしい内容です。
開発された時代が時代なだけに生まれることの出来た奇跡の車であると
つくづく思わざるを得ません。
ただ、これを読んでしまうとカスタマイズする気が失せてしまうのが唯一の欠点か?
(ドアミラーのくだり等)
すべてシリーズより濃い ★★★★★
モーターファン別冊のすべてシリーズが好きでよく買いますが、それをはるかにしのぐ濃さです。開発者の要となる人々がそれぞれの視点から書いているため、時系列としては何度も反復しますが、造り手の本音や事情がよくわかります。しかも、20年後の今になってまんまとその意図にのっている自分がいて、開発する人ってすごいと思います。きっともう20年経ってもこの本を読んで、変わらず「すごい」と思う人がいるはずです。とてもいい本です。
誰もがしあわせになるロードスター ★★★★★
80年代、ライトウェイト・オープンというジャンルはほぼ死にかけていた。
そこにマツダが敢然と送り込んできたのが、ユーノス・ロードスター。
量産メーカーにとって、こういう車をリリースするのは大冒険に違いないが、
バブルの後押しもあってプロジェクトはGOサイン。
世に問われたロードスターは、発売と同時に世界的な大ヒットとなり、
世界の自動車史を変えた歴史的な一台となった。
BMW、フィアット、MGら各メーカーが続々とロードスターのフォロワーを
送り出してきたのは周知の通りで、今やオープンスポーツは完全に息を吹き返した。
そんな中、2代目・3代目と進化しつつも、ロードスターは今も
オープンスポーツのエバーグリーンであり続けている。

そんな名車の開発ストーリーを綴ったのがこの一冊。
これといって目新しいものはないながら、感性に訴える人馬一体の走りとは何か?
本当の車好きが突き詰めに突き詰めた一台であることが、この本から伝わってくる。

僕もこの車を買ってもう10ン年、20万キロに到達したが、
いまだに飽きることがない。かけがえのない一台です。
物の作り方が学べる気がしました ★★★★★
 初代NAの各担当開発者の話が書かれている本で、図面の一部まで掲載され、設計される方にも面白い本だと思いました。

 各パーツへの思いも伝わってくるようで、物作りの難しさと楽しさが伝わってきました。
難産だった名車の誕生秘話だけじゃない ★★★★★
主査の思い入れと、それを実現していくエンジニア達の
苦労、オープンボディという社内での風当たりの強さ、
もちろんテクニカルな分野の実現や
コストに縛られる葛藤、すべてが本物の言葉とドキュメントです。

多くの量産車がマーケットリサーチから生まれるのとは正反対に
車を本当に愛するエンジニアが自分たちのためともいえる意気込みで
完成させた希有なスポーツカー。
初代ユーノスロードスターが装飾のない真実で語られています。

NBも良い車だろうし、NCもきっとすばらしそうな車でしょうが、
NAがなければそれらにはつながっていないのです。

90年代のライトウェイトオープンスポーツリバイバルは
ここから始まったというドキュメンタリーともいえます。