各メンバーの演奏が本当素晴らしい・・・トニーマカパインのギターの巧さが光る!!
★★★★★
2009年リリースのCABスタジオ盤通算4作目・・・なぜか「CAB3」と言うタイトルがいまだないのが、とても気になります。メンバーは、バニーブルネル(B)・トニーマカパイン(G/Key)・ヴァージルドナティ(Dr)・・・デニスチェンバース(Dr)からヴァージルにチェンジしての初スタジオアルバムになりますね。ヴァージルの参加により、テクニカルなリズムがさらに強調された仕上がりになった印象です・・・デニスの持っていたグルーヴ感とは、また違ったドラミングを聴く事が出来ておもしろい!!キーボードは、ブライアンオーガー・パトリースラッシェン・チックコリア(2)・ミッシェルポルナレフ(6)・サンディープコウという面々が参加してます・・・ミッシェルポルナレフの参加は、ライブでCABの3人がバックアップした御礼ではないでしょうか(笑)。2曲目「KATPUTLI」でのチックコリアの参加は、やはり嬉しいですね・・・トニーマカパインとのサウンドの相性が、とってもRTFな感じで素晴らしい!!トニーマカパインのギターを久々聴いた感じですが、このアルバムでのプレイはとても溌剌としていて、カッコいいし素晴らしいです・・・フランクギャンバレ化してきてるかな、3曲目ではアルディメオラ化してたりするし(笑、とにかく巧い!!)。アルバム全体は、FUSIONなPLANET Xでベース(当然ながら)が目立つサウンド・・・FUSIONとは言え、一般受けしない内容です。このアルバムは、バニーブルネルのレーベルからのリリースなので、国内盤が出ない限りこのフォーマットしか入手出来ません・・・見かけるうちに購入しておくのが、良いと思います!!