ソノ ワケカタハ ナイダロウ
★★★★★
現代日本の最強ロックスターはオクダタミオだと思います。
シングルでも実績を出してきた彼の待望のベスト盤。
当然1枚じゃ無理なので2枚で発売です。
時代別に分けたり、「ロック編」「バラード編」に分けたり、
あるいは「季節ごと」に分けたりと
これまで様々なベスト盤2枚の分け方があったと思いますが、
「ひらがな」と「カタカナ・英語」で分けたのは
アンビリーバブル!ビッグサプライズ!オーマイゴッド!
そのユルさとセンスの良さ、これこそ真骨頂と言えます。
どこまで本気でユルくて、実は精密なのか
本当に分からない分からせないのですが、
解説にも書いてあった通り、
演奏、楽器の鳴り方とそれに対する唄の乗せ方には
本気でこだわっているようです。
だから、借りてきてCD−Rに焼いてるようじゃダメですね。
ちゃんとCD買って、良い音でボリューム出来る限り上げて聴くべきだし、
聴きたくもなる、誰もが楽しめる楽曲満載のベスト盤です。
深い名作てんこもり・・・GOODだぜぃ!
★★★★★
奥田民生のまったりとしたなかに、深い人生観や哲学がしっかりと込められた2号が僕は好きだ。
とりわけ、「カヌー」や「ザ・スタンダード」は何回聞いても心に染み込む・・・。
この過酷な時代において奥田民生の曲は欠かせない。ホント、同時代に生まれて幸せだ!
10年経っても色褪せないメッセージ
★★★★★
イージュー★ライダーが発売されて11年、我が家に子供が生まれて10年。私が30になったばかりの頃にこの曲を聞いた気持ちは、年齢を重ね、子供が成長すると共に少しずつ変わりました。しかし、あの頃に感じていた「20代の遊び心を忘れたくない自分」と「30代になり社会に入り込むためにおっさんにならなければならない自分」の矛盾をこの曲を聞くたびに思い出します。そして、この曲のお蔭で私は少しだけ遊び心を残しておっさんになり、今は子供にとって「ちょっと粋なとーちゃん」になるための努力を続けています。ボブディランのエッセンスを感じる曲調が最高なだけでなく、この歌詞のパワーは私に大きな影響を残しました。日本のロックの名曲と呼ばれる日を楽しみにしながら、私はこれからも年をとっていきたいと思っています。そんな魅力たっぷりの曲がアルバムの最後を締めくくります!!
やっぱいいもんはいいっ!
★★★★★
記念ライダー1号・2号とも買って聴いてます。
どっちも毎日リピートですが、2号の方が好きな曲がいっぱいです☆
「マシマロ」の最後のオチや、「MANY」ののんびりゆったり感で人生なんとかなるかなぁ?とか、「CUSTOM」のエチオピアまで行っちゃうとこや・・・・・いろんな民生ワールドがあって、聴きごたえ充分です!
常にマイペースで自分の好きなことだけだらだらやってそうなOTですが、ホントはライブ前、めっちゃ緊張してるとこや自分が楽しんでやることでお客さんも楽しませてること、人間的に魅力いっぱいの人ですね〜OT。
1号・2号とも彼の音楽初心者には、じっくり聴けてはまれること間違いないと思います。
最大級のエクスタシー!!
★★★★★
二枚同時発売のうち、
こちらの「記念ライダー2号」はカタカナ・英語タイトル曲が入っています。
1号に比べるとこちらの方がまったりたる〜い感じです。
聴いていて気持ちいいのはこっち。
私はこっちの方が好きです。
ソロデビューアルバム「29」を意識したようなジャケット。
よく見ると戦隊ヒーローっぽい手袋をはめてる・・・。
この細かい演出が笑いを誘います。
この2枚で改めて奥田民生の歩んできた道を振り返り、
自分は民生の≪かんばらないけどがんばってるとこ≫が好きなんだと再確認。
のんびりしてるように見えるけど、ちゃんと考えてる。似合わないことはしない。
「だめな僕を気にしない ひげのびても気にしない」、それでいいの。
だって人生なんて、
「スカイウォーカー」や「イージュー★ライダー」みたいなカンジで
過ごしていた方が案外幸せなのかもしれないもん。
私にとって、
奥田民生はもしかしたら生き方のバイブルかもしれません。