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女声合唱のための [三つの抒情] (合唱ライブラリー)

価格: ¥700
カテゴリ: 楽譜
ブランド: 全音
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三善晃のエッセンスが詰まっている代表的な女声合唱曲 ★★★★★
日本の合唱界から三善晃の作品を除くと混声も女声も寂しくなるほど影響力を与えてきた作曲家です。この「三つの抒情」は、そんな三善晃の女声合唱の代表曲ですし、女声合唱を扱った邦人作品の中でも押さえておくべき作品だと思います。

『三つの抒情』は、立原道造作詞の「或る風に寄せて」、中原中也作詞の「北の海」、立原道造作詞の「ふるさとの夜に寄す」の3つの曲で構成されています。戦前に活躍し、抒情詩人として有名な2人の作品から抒情的な香りが詰まっている詩を選んで三善晃が1962年に作曲したものです。
2人の詩人とも夭逝していますが、若き日の感受性豊かな時にしか書けない繊細で優美な言葉が並んでいます。美しい日本語が存在していた頃ですね。

作曲されてから50年近く経ちましたが、全く古さを感じさせません。その瑞々しい感受性は今も生き続けており、歌う者の喜びとなって多くの聴衆を魅了する作品となっています。合唱も透明で澄んだハーモニーが持ち味で、繊細で透明度の高い合唱が至る所で展開されています。
「ふるさとの夜に寄す」におけるデリケートなピアノ演奏も美しくそれだけで、この合唱曲の価値を高めていると言えるでしょう。

全国の女声合唱団の主要なレパートリーになっていますが、まだ取り上げていないようでしたら是非検討していただきたい名曲だと思います。
夕方の紅茶 ★★★★★
 立原道造の詩は 数ある詩人の中でも合唱曲にしやすさでは突出しているというのが 昔 合唱をやっていた小生の実感である。

 小林秀雄(作曲家)の「優しき歌」も名高いが 小生は 本作の2曲を推したい。作曲されたのは昭和37年だから そろそろ30年前ということになるわけだが 堂々たる古典振りである。立原の詩の持つ 特異なまでの抒情とリリシズムを茶葉とし 三善晃という絶妙の「マスター」が 上手に淹れた 上質の 夕方の紅茶のような 香しさが立ち昇る。

 この作品だけは 混声にも男声にも編曲されなかったなあ。

三善先生らしい曲集 ★★★★★
3曲の曲集ですが単曲での演奏もすてきです。
合唱用語でいう<みよし>もたくさんあります。
感情が入りやすい曲ですが、少し客観的に歌えれば観客を魅了出来るのですが、なかなか難しいですよねえ。
ちなみに私は3曲目の「ふるさとの夜に寄す」が一番好きです。
三善先生らしい曲集 ★★★★★
全3曲によって構成されてますが、単曲での演奏もすてきです。
合唱用語でいう<みよし>もたくさんあります。
気持ちを入れやすい曲ですが、少し客観的に歌えれば観客を魅了させられます。でも、これが難しいのですよねえ。
三善先生はすばらしい ★★★★★
以前この合唱曲を歌ったことがあります。合唱は混声・男声・女声合唱がありますがこれはやはり女声合唱ならではという曲です。
私は「ふるさとの夜に寄す」が一番好きです。