単衣を間違いなく着たいなら、この本を買うべき!
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単衣の季節の決まりごとが色々と分かってとてもタメになりました。
6月、9月だけでなく、暑い日の5月や10月なども単衣でもいいという人もいる、
という程度の知識だったのですが、
それぞれの季節にどんな半襟、帯揚げを合わせるか、
またシーンによって、結婚式なら、お祭りなら、歌舞伎座なら、飲み屋なら、
と色々なパターンでアドバイスがあり、とてもよかったです。
単衣を間違いなく着たいなら、この本を買うべき!と思うくらい本当におすすめです。
他の方もおっしゃっている、切らない付け帯の作り方もすごくよかったです。
「着物の道一筋」と紹介されている達人も半分以上はつけ帯にしていると聞き、
ますます心強くなりました。
役立つ内容
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手術の後遺症で左手が不自由になり、後ろで帯を結ぶのに非常に難儀していた時に、この号の存在を知って注文。祖母や母からの譲り物なのでどうしてもハサミを入れたくない、お店に頼むと帯一本の加工に6000円前後・・・・・・そんなジレンマで悩んでいた私に、とても役に立つ内容でした。
切らないでも作れる簡単付け帯と、切る付け帯。このふたつがコレ一冊で作れます(祖母から貰った胴に1巻半の、柄が前に出ないような短いものは、結局ハサミを入れましたが、それでもかなり満足です)
ただ、ハサミを入れた2部に分かれた付け帯の場合、上手く背負うのに試行錯誤で、自分で色々と道具を作るひと手間が必要でした。
「二部式帯だと綺麗に背負えない・・・」という悩みも、解決してくれるワンポイントがあればもっとよかったかも。
他、予想外に良かったのが「単」の特集。
ウール、木綿、そして麻混の木綿着物やサマーウールなど。こう言った着物の合わせ方を再考させられる七緒らしい内容に、満足できる一冊です。
私のように「結びたくても、どうしても結べない」という、帯の悩みを抱えている方には、お勧めします。
これは読むだけでなく買った本です。
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いつも七緒は図書館で読んでいますが、この1冊は買いました。作り帯も便利ですし、うちにあるサマーウールや
単の古い着物がよみがえりました。
この秋はぜひ単のウール、綿着物を着て、作り帯を作ってどんどん普段に着物を着たいです。
どこを探してもなかった「切らずに作れるつくり帯」はヒットでした。
また古い帯を切って作る帯も自己流で作っていましたが今回でいろいろ参考になりました。
作り帯がありがたい
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私は北国に住んでいるとはいえ、単衣へ変える時期は柔軟にしてもいいじゃないか、と書かれた本と、律儀に守ろうという意見があり、早めに単衣に切り替えるなら襟元や小物をどうするかというアドバイスはよかったと思います。
また、切らない作り帯は加工している業者さんから苦情がくるのではないかと心配したほど。切らない分、失敗しても体型が変わってもそれほど心配はいらないのでしょうか。
ただ、たたみ方を気をつけなければならない気がするのですが、その点の記述はなかったですね。
考え方変えようと思う
★★★★☆
今回の特集は単。単は譲り受けたものをいくつか持っているけど、季節的にも難しい時期だし…とタンスの肥やしに。でも、もう一つの特集がつけ帯。手結びに拘っていたので、単〜絽の着物は億劫だったけれど、簡単に着る方がしまっておくよりずっと良いと考え方を変える時期かなと思い始めた。母のタンスからたくさんの着物が来て、自分らしい着方を模索していた時だったので、大変役立ちました。
お店の情報のなかにも、収納のちょっとしたノウハウもあって、これは買って満足の1冊でした。