タイトルのことを学ぶために前半の大部分を使用してくれます。
それが他のFlashの本やASの本との大きな違いに感じました。

個人的な問題ですが、家のパソコンにはCSシリーズなどインストールしていなくて、会社のPCのみにあるので、Flashの勉強をしたくても満足にできません。
しかし、この本で何より嬉しいのはほぼASのみで作成する、ということ。
FlashDevelopというツールを使って、この本以外の経費をかけることなく勉強できます。
それが実に嬉しい！

では、Flash、ASに興味があるけど、ソフトが高すぎて敷居が高いと思っていた初心者にもオススメなのか？といえばそうでもなくて、本当にFlashが好きでなくてはとても、読み進めることは出来ないと思われます。いや、Flashが好きでも、アニメーションをやりたい、ちょっとリッチコンテンツを作りたいというだけの人にも不要かもしれません。
Flashへの興味というよりプログラミング自体に興味を持って挑む必要があると思います。
やはり、AS3.0の解説書ですからね。

逆に言うと、プログラミングの勉強したい人の一番最初の本としてオススメすることがも出来る唯一のASの本かもしれません。

翻訳本は誤訳、誤植などが怖くて、昔、間違った記述を信じて袋小路をさまよった経験があるのですが、この本の翻訳者の方は、ネットでASについての質問に答えてもらった方なので、ASの実力は折り紙つき、そのあたり安心して読み進めることが出来ました。

日本語で読めるAS3の書籍の中では間違いなく一番深く突っ込んだ内容だと思います。
他の方も書かれている通り、アニメーションに関する記述はかなり少ないです。 とはいえ堅い内容尽くめでもなく、一章ずつ確実に理解していけば初心者の方も置いてけぼりになることはないんじゃないでしょうか。 タイムラインベースで"Flash"がやりたい方には向かないと思いますが…。
いずれにせよAS3のロジカルな部分の基礎はこの一冊で網羅できるはず。
これで物足りなく感じた時には、確実に成長出来ているということだと思います。
そのくらい、ひとつの基準になる一冊です。

圧倒される分厚さからもわかるが、中級者以上の内容。

読む、というか、1000ページ以上を読み解くイメージを持ちで、
辞書として向き合い、深掘りするための書籍。

自分が使っているコード、その一文に
疑問を感じたら、開くべき一冊。

FlashPlayerのセキュリティに関する事項、ガーベージコレクション等、
本格的なFlashコンテンツを制作するにあたり必須となる内容で有るにも関わらず、他の入門書ではなかなか扱われないトピックについて細かく解説されている点が貴重です。
ただ、Flashの面白さで有る、アニメーションに関しての内容は500ページ超えた辺りからなので、一番最初にこの本を買うと、少々退屈だと感じてしまうかもしれません。

なので、他のAS3入門書（私の場合ActionScript 3.0 プログラミング入門 - for Adobe Flash CS3）等、広く浅く学習した後、アニメーションの楽しさを実感出来る本（私の場合Flash Math & Physics Design:ActionScript 3.0による数学・物理学表現[入門編]、ActionScript 3.0 アニメーション）で暫く楽しんだ後、
この詳説ActionScript3.0を読むという流れが良いかと思いました。

自分は先走って？3.0でのアニメーションのプログラミングを勉強していたのですが、根本から勉強しようと思い購入しましたが、基本的な部分から細かい内容までほんとに網羅しているって感じがして「なるほど」って思うことも多々あったのでactionscript3.0の根底を知るには良書感じました。

また１０００頁もあるしプログラムなので文字ばっかで読みづらいイメージや先が遠いなぁって感じる人もいると思いますが、そんな読みづらいこともなくすんなり進めることができいつの間にか半分近くまで読み終えた感じです。