ドイツ人もびっくり
★☆☆☆☆
ミニということで気安く買ってはみたものの、その内容のひどさに愕然とした。いろいろとてんこ盛りしすぎて重要な指差しの絵がわずかしかない+てんこ盛りの中には紙幣の説明やベルリンの地図やお城の分散図があるが、これは本来ガイドブックや地図に譲るべきものである+後半は単語帳になっているが、鬼のような視力が無ければ若い人でも読めない、ましてや高齢者はまったく無視されている。ドイツ人講師に見せたが、彼も_字が細かくて読めない_と苦しんでいた。
同じ会社から_普通の指差しドイツ語_任天堂dsソフト_も出版されているようだが、悪評を知っているなら300万部とかいう法螺を吹く前に全面改訂に取り組むべきであろう。
それでは何の本がいいのかというと、もしドイツ語文法の基礎がある人なら東進ブックスから出ている「今すぐ話せるドイツ語単語集」、もしドイツについてまったく知識がない人ならすばる舎の「やさしいドイツ語 カタコト会話帳」がおすすめです。そもそも過半数のドイツ人は最近はカタコトの英語でも通じますよ。