一度読むだけではあまりよく分からない
★★★★☆
ほぼ、すべてのページに渡って、左ページに解説文、右に図解という形をとっており、
実際の文字量は全ページ数の半分ちょっとくらいになります。
専門用語が大変多く登場してくるので
(もちろん、それぞれの専門用語の解説もありますが)
ある程度、元々の知識がないと、だんだん混乱してくるという状況に陥り
何度も何度も読み返してやっと理解するというような感じになります。
ただ、その分内容は深いところまで踏み込んであり、
LINAXはおろか、OSが何をしているのかということまで分かるようになるでしょう。
まさしく題名どおりの本です
★★★★★
LINUX関連の書籍は多数出版されています。
その中から、自分の目的に合った本を探すのは大変です。
この本は、表紙に記述されているとおり、LINUXSの生い立ちから、仕組み、使い方までが記述されています。
もちろん、各記述に割り当てられる量が少ない分、全部の記述が詳細ではありませんが、生い立ちから仕組みまでは、他の書籍以上の内容が記載されています。
サイズはコンパクトながら、見開きでひとつの項目を完結するように、記述されているので、通勤途中などで読むのに最適です。
もちろん、この書籍だけでLINUXを習得することはできませんが、まず、LINUXって何かを知り、次のステップに進むための本です。
もちろん、この本の内容で十分目的が果たせる読者も多いはずです。
私も、当面の目的は果たせました。
お買い得
★★★★★
小さい本のわりに情報がぎっしり詰まっていて役にたちました。単なるハウツー本ではなく、背景の知識やしくみにまで踏み込んでいるのは好感がもてます。小さい本=内容が薄い、ではなく、多くの重要な内容をよくまとめてあると思います。妥協していないところがいいですね。
まあまあ
★★★☆☆
はっきりいってお勧めできません。Linuxの歴史などはとてもわかりやすいのですが、仕組みを詳しく説明する必要があるのでしょうか。確かにLinuxを使いこなす上で仕組みを知るのは重要なことですが、まずLinuxの知識をなにも持たない人間が始めに必要な情報とは言いがたいと思います。この本では歴史を語った後にすぐ仕組みについて長々と説明します。まずWindowsとの比較や利点(説明はするがあまり詳しくない)から入って、操作方法、インストール方法などへ導くべきでしょう。そしてLinuxで肝心のシェルの使用については軽く触れるだけ(シェルを使わないならWindowsで十分だし…)。コマンドも少なく、具体的な使用例についてはほとんどありません。
もしWindowsユーザーがLinuxに乗り換えるために読むならおそらく部分的に飛ばしながら読むことになるでしょう。