アルバムが5枚目ともなると、大方のバンドは成長しているものだが、アメリカのパンク小僧、Blink182はそうではない。世界的ヒットとなった前作『Enema of the State』にも増して、『Take Off Your Pants And Jacket』は大人げなさとねらったバカさが炸裂する3分の連続だ。ただ、今となっては思春期の不安を過ぎて、ただ不満をたれているように聞こえることが多くなってきたのは事実だ。
アルバム1曲目の「Anthem Part Two」は、世の中の大人に対し武装せよと呼びかける“俺ら対やつら”の曲。「Kids are victims in this story/Drown the youth with useless warnings」では、Blink182がもはや平均的ファンよりもA&Rマンに近い年齢になっている事実はあえて無視しているようだ。「Happy Holidays You Bastard」と「F**k A Dog」は、親父とお袋のちゃちなジョークと、あからさまな急襲戦術に逃げている。そして情感のこもった聴かせどころでさえ、極端に単純でぎこちない歌詞が台無しにしてしまっているのだ(たとえば子どもの目から見た離婚を歌った「Stay Together for the Kids」では、「I see them every day/We get along so why can’t they?(僕とは毎日うまくいってるのに、何でお互いとはうまくやれないんだよ?)」と泣き言を言う)。
とはいえ、悪いことばかりではない。最初にシングルになった「Rock Show」や「Reckless Abandon」「Give Me One Good Reason」は、それまでのどの曲よりもキャッチーだし、「Story of a Lonely Guy」「Roller Coaster」には、この3人が本気になればソングライターとしてどれだけ才能を発揮できるかをうかがい知ることができる。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)
いやぁ
★★★★★
まぁ今更ブリンクのレビューもどうかと思うんですが暇だったのでつい(笑)
・・・・・で、このアルバムなんですが、正直星10000個でも良いぐらい神がかってると思います。
もう今までこのアルバム何回聴いたかわかりません。
ここまで、聴くだけで楽しくなれるアルバムなんて他に無いと思います。
音はシンプルなのでそこで意見が別れるかもしれませんが、ポップなパンクを聞き始めるなら、全てのアルバム中からまずこのアルバムを選んだ方がいいと言える位完璧に近いです。
本当に素晴らしいアルバムです。最高です。いや、神ですね。
20年聴けるポップパンク
★★★★★
GreenDayのWarningと並んで、'00年代を代表するポップパンクアルバムだと思う。
(American Idiotなんてクソ食らえだ)
イントロ一発でどの曲か分かる異常なまでのキャッチーさと、完成度の非常に高いサウンド構成。
多少緩急も織り交ぜ、疾走パンクだけでなく、しっとり聴かせる曲もレベルが高い。
ずっと色あせないメロディライン、高揚感が体の奥から湧き上がってくるみたいだ。
ただ、底抜けに明るいだけでなく、切なさも感じるのはなぜだろうか。
このアルバムに収録されている曲群は、アコギ一本で歌っても形になるはずだ。
'00年代の終わり、バンドも再始動したみたいだし、再評価されてもいい作品だと思う。
ROCKの聴き始めなら・・・
★★★☆☆
私がROCKを聴き始めて間もない時によく聴いていたのがBLINKでした。
まだROCK初心者ならこの位の軽い音とノリがいいと思います☆女の子でも音があんまり重くないから聴きやすいほうだと思う♪
ここからROCKにハマッていくとグッシャロやMESTあたりに手を広げていくとよりROCKの世界がわかっておもしろいかも♪
このアルバムでオススメはOnline Songsです☆
明るくなるアルバム
★★★☆☆
こちらもタイトルがふざけてますな(笑)オイラはFirst Dateが好き。でも、全体的に軽いな。
まずまず
★★★☆☆
Green Dayと共にポップパンクの代名詞とも言えるバンドBlink 182の五枚目のアルバム。
大ヒットしたEnema of Stateの方向性を維持しつつ、ほんの少し楽曲の幅を広げました。
曲によってはほんのりとポップスと化してるものもありますが、この次の作品を聞けば分かりますが、売れるための音と言うよりは進化過程のようなものでしょう。
シングルカットされた曲は言う事無しですが、全体的に疾走感が無くなったのが残念でした。
前作の勢いが無くなった分曲自体は丁寧に作られているので、ロック全般が好きな人にお勧めします。