親しみやすい誠実な役柄がぴったりのチソン氏が、暗い出生の秘密に苦しみつつ復讐の炎を燃やすワイルドな役柄に果敢に挑戦。　好感度の高い役者さんだけに応援したいのはヤマヤマなのですが・・・。

チソン氏が自然豊かな済州島の心優しきアウトサイダーでいた頃は良かったのですが、出世したくて身を寄せたのが黒社会。　その後はラスベガスやアフリカで豪華絢爛なホテル暮らしが始まり、唐突な銃撃戦やカーチェイスが繰り広げられたかと思うと、なぜか度々登場するグラマラスな女性達・・・このくり返しにはいささか食傷気味。　
大枚はたいてあるのがよくわかるゴージャスなシーンが満載なのに、それらを繋ぎ合わせただけのよう、とまでは言い過ぎかもしれませんが・・・。　ただ、肝心の主人公達の気持ちが伝わってこず、物語に引き込まれていけません。
まだ視聴途中なので、今後の展開で盛り上げていって欲しいものです。