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百万円と苦虫女 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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1〜3日以内の発送(土日祝除く) 在庫:少 種別:DVD 蒼井優 タナダユキ 解説:「さくらん」で脚本を手がけた、タナダユキが原作、脚本、監督を務めた青春ロードムービー。“前科”を隠し、1か所で100万円貯まったら次の場所に引っ越すという生活を送る女の子が、人の温かさに触れることによって成長していく姿を描く。豊かな演技力で主人公を演じるのは、本作が3年ぶりの主演作となる蒼井優。共演に森山未來、ピエール瀧などを起用している。 特典:蒼井優メッセージ入りミニブックレット/豪華アウターケース仕様/特典ディスク(以上3点、初回生産分のみ特... 販売元:ポニーキャニオン JAN:4988013706941 発売日:2009/01/30 登録日:2008/10/17 邦画青春ドラマ
蒼井優のキャスティングで90%持っている。 ★★★★☆
この映画でも蒼井優は魅力的である。演技も含めて。
昔の女優さんの分類で言うと,お姫様顔に対し
蒼井優は町娘顔.もっと言えば女中顔である。赤ちゃん顔である。
そこにモデル系のスレンダーなスタイルがくっついているものだから,
見るものを不安にさせる魅力を持っているのである。

さて作品は発端の矛盾(罰金刑と禁固刑は一緒にならないのではないか)には目をつむるとして、
以後は,破綻なく展開する脚本となっている。
ただし,この監督は悪意の描き方が類型的な上に下手である。
弟拓也をいじめる小学生。前科者になった主人公鈴子(蒼井優)に対する町の人、
昔の同級生だったらしい女たち。都会のおんな鈴子に対する村人の怒り。
普通、人はこんなふうに怒りをむき出しにしたりしない。
そして,一度寝た男のおんな(鈴子の)に対する感情。

さらに,このオチはない。
いろいろなお話が楽しめます ★★★☆☆
ひょんなことから前科もんになってしまったスズコさん。
家族にも・・・とくに私立中学を受験する弟タクヤに迷惑がかかるので
100万円が貯まったら家を出て行くを決意します。海の家だったり、桃農家だったり・・・
そこで、自分というものに否が応でも向き合うことになります。
最後はいったいどうなるの・・・?

聞かない方が楽しめますよ。
100万円生活。 ★★★☆☆
100万円がたまったら、その土地を出ていく。
冷静に考えれば、かなり無理な設定。
それを日常生活のように淡々と進めていく監督の演出がいい。
そしてところどころ出てくる笑いどころ。

とりとめのないストーリーが、いい意味で映画に昇華されています。
もう少し続きが見たくなる、そんなお話。
出会いと別れ ★★★★★
ある事がきっかけで前科持ちになってしまった主人公は百万円が貯まるごとに街を転々としていくようになります。
主人公を演じる蒼井優さんの透明感と自然体な演技に引き込まれました。美しい顔立ちというわけではないですが、彼女自身すごく絵になる人だと思います。あの空気は中々出せるものではないですね。

ここからネタバレです。
最後がすっきりしないと思う人も多いようですが、彼女は恋人から色んなことを学び最後の街を出たので個人的には良かったと思います。それは前までの街とは違う進歩です。弟との関係もそうですが、考え方を変えてくれた大切な人や心の底から大好きだった人がずっと側にいるとは限りません。『出会う為に別れる』という言葉が作中にありましたがその通りなのかなと思いました。切ないけど心強い言葉です。相手が良い人だったとしても些細なすれ違いで関係が終わってしまうことは恋愛以外でもよくあります。
主人公は人とあまり深く関係を持とうとはせず、思ったことを言葉にするのが苦手な不器用な女性です。そして森山未來さんが演じる恋人の方も不器用で思いを上手く伝えられない青年です。双方ともに学んだことは大切なことは言わないと手遅れになってしまうということだと思います。二人の恋は二人にとっての通過点であって、終着点ではなかっただけです。ここからまた二人はそれぞれ出発するのだと思いました。
女性の方が共感しやすいかもしれません。
なるべく人と関わりたくないと考えるあなたへ ★★★★☆
姉と弟の兄弟愛を通して、人生幸福論を描いたほのぼの作品。

何をやろうとしてもうまくいかない時がある。
表面上はうまくいっていると思えても、
裏面ではやはりものごとがうまくいっていない。

なぜ?

きっと誰にでもそう考える時があり、
誰もがこういった時期を乗り越えて生きているのだと思う。

なるべく人と関わらずに生きたい。誰にも迷惑をかけずに生きたい。
自分の気持ちを抑えることさえできれば、面倒には巻き込まれないはずと、
考えたことのある方も、私を含め多いと思う。

しかし、人との関わりを避けて、
良い結果が得られるケースは意外に少ないのかもしれない。
世間体に振り回されながらも、
互いに"普通"とはいえない境遇にありながら、
姉が弟を想う気持ち、弟が姉を想う気持ちが、
まっすぐに伝わってきたすがすがしい作品だと感じた。

演じ手の透明感も光っていた。