50年代、ピアニストのデイヴ ・ブルーベックと、アルトサックス奏者のポール・デスモンドは、ジャズを広めようと全米のカレッジを回り、学生たちから幅広い人気を得た。そのコンビが、当時流行った変拍子ジャズを取りあげたのがこのアルバムである。
特にジャズとしてはめずらしい5拍子の曲『テイク・ファイブ』がそのエキゾチックな曲想もあって一躍ヒットし、後年わが国のTV-CFにまで取りあげられるようになったのはご存知の方もあると思う。白人ミュージシャンらしく几帳面にリズムを取るブルーベックと、これまた白人らしい端正ながら流麗なアルト・サックスの組み合わせは、初めてジャズを聴くファンにもアンサンブルの様子が的確に聴きとれ、入門アルバムとしては最適だろう。(後藤雅洋)
秋の夜長にjazzを聴く・・・。
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ブルーベック氏の名作中の名作と言えます。
私は「TAKE FIVE」を聴きながら秋の夜長を楽しんでおります。
不思議な感覚
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誰もが名盤と認めるアルバムで、ワタシも大好きです。
個人的には、少しだけ古いアメリカのショートフィルムに出てきそうな音楽、あるいはちょっとだけ洒落たレストランで流れてきそうな音楽(イームズのフィルムにこんな音楽が使われていたような・・・)、という気がします。
とにかく落ち着くアルバムです。ど迫力も難解さもない親しみやすさは、やはり高いレベルを感じさせてくれて楽しいです。TVなんか消して、こういうのを聴いてみてはいかがでしょう?
スムースジャズ
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小生はジャズ初心者です。本CDを購入したのはポールデズモンドが演奏に加わっていたからです。
彼のTake Tenは大好きですが、その原点であるTake Fiveがあるなんて.......、ついぞ知りませんでした。全体に初心者でもスムーズにそしてリラックスして楽しめる演奏だと思います。
こうした演奏のCDをもっと知りたいと思います。
ジャズビギナーin 仙台
ジャズの定番〜オーディオ・チェック用
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1959年の録音なのに、よほどマスターテープが良質なのだろう。アナログ盤とともにCD盤もオーデイオ・チェック用に愛用している。
勿論、全曲秀逸だが、「テイク・ファイブ」が一番いいわけで、名曲だと思う。デイブは歳をとっても背筋をピンと伸ばしビアノに向かっているが、これは若いころの演奏なのに凛としたブレイ。持っているCDは古いもので「カナダ盤CBS」なのだが国産でも勿論構わない。ピアノ、アルトの甘い中音を始め、シンバル、ハイハットの余分なものの無い高音、それに一番気に入っているところはベース、バストラの空気のように軽い低音がしっかり録音。レンジが広く、セパレーション抜群なので気に入っている。
アルバムとして通して聞いたときにその威力が倍増
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定番中の定番。やはり外せません。
「Taka Five」はもちろんですが、アルバムとして通して聞いたときにその威力が倍増。
美味しくお酒が飲めますよ。
大好きなアルバムです。