スレイヤーズシリーズの第2段。
前作のパーティーは勿論の事、ゾアナ王国の王女マルチナや上級魔族の獣神官ゼロスが新たに加わり面白さが更に増しています。
主人公のリナ・インバースも新キャラに負けまいと、Lv100にも関わらず新たな魔法ラグナ・ブレードを修得。その威力はドラグ・スレイブ以上とか!?
敵側も魔王シャブラニグドゥの配下、魔竜王ガーヴや冥王フィブリゾが登場し、緊迫する戦闘が続き観ていてハラハラドキドキします。
魔族に対抗するための鍵、『異界黙示録-クレアバイブル-』を探すのが今作の本題で、全体的に無駄な話が無くとても観やすかった印象があります。
シリアスな展開の中にギャグを入れ(もしくはその逆…?)全く飽きさせない作りになっている所がこの作品の最大の持味であり、特にNEXTはスレイヤーズシリーズの中でもその持味が一番バランスよく出ていたと思います。
今更言うまでもないですが、名作中の名作です(^ε^)-☆Chu!!

スレイヤーズの２期シリーズということで、原作１部の無印でアニメ化されなかった２・４・７．８巻を中心にアニメ化されています。原作がアニメならではの表現でアレンジされていまして、特に最終回はアニメならではの最終回でとても見ごたえがありました。
ギャグとシリアスがどちらも中途半端にならず両立していますし、アニメオリジナルのマルチナが浮いた存在にならずちゃんと物語の中に存在しているのも印象的でした。
ＤＶＤ−ＢＯＸならでは特典として、カラオケとて使える「乙女の祈り」のビデオクリップはいい意味で脱帽、半漁人には笑えました。
そして、ＣＤドラマはゼルガディスがひたすらいじられる話です。
なんだかんだいって、個人的にＮＥＸＴの好きなところは、リナとガウリイのラブコメに一応の決着がついたところですね。

1995年から、ＴＶ，劇場版、ＯＶＡなどとシリーズ化された「スレイヤーズ」シリーズだが、この1996年に発表された「スレイヤーズＮＥＸＴ」は最もその中で脂が乗った時期の作品と言ってよい。
第一作目「スレイヤーズ」では、個性的だなと思ったキャラクターは更に個性的になり、また、新しいキャラクターまでが登場している。
しかし、劇場版及びＯＶＡ版では常連だったキャラ「白蛇のナーガ」がＴＶ版では全く顔を見せないところだ。そして、「…ＮＥＸＴ」ではその存在についてほのめかされ、次の「…ＴＲＹ」ではやや存在が明らかになったリナ・インバースの姉の存在が結局は謎のままだったのは残念だ。
このような「…ＮＥＸＴ」が1996年当時は普及していなかったＤＶＤ化による再販で、更に新たなファンが増えて欲しいと思う。それから、作品自体もいまだに魅力的なので、新しいシリーズによってスレイヤーズを復活させて欲しいものである。

この作品があって本当に良かった。
そう思える作品です。

『スレイヤーズ』と『スレイヤーズNEXT』では面白さも絵の質も話の深さも全然違います。
まずは、人気キャラの一人、獣神官ゼロスの登場。
普段はおっとりと人のよさそうな顔して、でも真の姿は残酷な魔族。
2面性をもつという点、また話を絞める点でも彼の存在は絶大です。
そして各キャラクターの個性の発揮。
ゼルガディスの真面目さを利用したギャグキャラへの転換。
純粋なアメリアの、その純粋さゆえに暴走する感情。
全体にちりばめられたギャグの最大の元凶、実は強剣士ガウリィ。
胸が小さいことと、ナメクジとお姉ちゃんだけが弱点の主人公リナ＝インバース。

そんなお笑い軍団の前に立ちはだかる、世界の危機。
恋愛の要素も絡めつつ、最終回はしっかりと納得のいく『最終回』である数少ない貴重な作品です。
是非是非この作品のよさが広まればいいな、と思っています。

忘れちゃいけないのが主題歌「Give a reason」。
林原めぐみさんの初のTOP１０入り曲でもあり、私が生きることについて勇気付けられた曲でもあります。
こちらも聞いてみてくださいね。

ギャグ月間は何度見ても面白い。
乙女の祈りも最高ですよ。
アメリアの正義娘も面白いですし
シリーズの中でもＮＥＸＴは成熟されていて
見所がたくさんあって良いです。
ぜひ、買って本棚に飾りましょう
もちろん飾る前に見るのもお忘れなく！！

Amazonで予約しましたがちゃんと届きました(*^^)v
ＴＲＹも予約しとかないとね
あと、劇場版＆ＯＶＡ　スレイヤーズも出ますよ