４作の終盤から、だんだんと後継者の輪郭が見えてきて、この５作目ではっきり表明されます。
残酷な内容ながら、ジグソウの哲学に貫かれたトラップシステムの一端が後継者への引継ぎ中にジグソウ本人から語られており妙に納得。これまでのまとめとして、頭の整理をつけるための作品でもあります。
「羊たちの沈黙」でも凶暴なレクター博士に「義」があるかのような錯覚に陥ったことのある方なら、ジグソウの行為にも理解を示せるかも。
引き金は４作目で描かれた妻の流産。その後ジグソウの心はキリストに救われることなく、自身の中に歪んだ倫理をもとにした神を創りだしてしまったようです。
すでに6作目がでますね。予約しました。

無事に良作として完結さえしてくれれば、6、7、8〜と続こうが構いません。
ただ、儲かるからと、だらだらストーリーを付け足していくようだと、必ず失敗すると
思います。５までは無難に続いている傑作だと考えます。
人によっては、中だるみ的な感じになってしまっているかも知れませんが・・・＾＾；
区切りの良いところで、ジグソーの真の目的とは実は！！誰もが想像してなかった、どんでん返し的な感じでスッキリ締めくくっていただけると、シリーズファンとしてはコレクション価値が非常に上がります。

ところで、ＳＡＷと同じく大好きだったＣＵＢＵシリーズはどうしたの？解決して無いじゃん。
そのように、中途半端に中断？完結？してしまわない事をＳＡＷシリーズには願っております。無事に完結してね！

今回は、ジグソーが死んでからの話からスタート。

ジグソーの奥さんが出てきたり、事件を捜査して解明するＦＢＩの警察を軸に
ストーリーが展開します。

事件の発端から捜査をし直し、ジグソーの謎を解明します。
ジグソー事態が謎だらけなので、ちょっと捜査するだけで謎が解明するはずは
ありません。

シリーズ観ている人は、観ても話がわかりますが、初めて観る人は、まったく訳がわからないと思います。

シリーズ4作まで観て5はまだですけど…いつまで続くのでしょう?

まだ終らないんですよね?
1がシンプルですが怖く衝撃的でしたが最近はやり過ぎひっぱりすぎでインパクトはあるが記憶に残らないな感じがするのは私だけでしょうか?

一応シリーズ全作買っているので買う予定ですが…

「旧作のエピソードを知らないと楽しめない」という傾向はいよいよ強まり、本篇に至っては「シリーズ旧作は必見」に近いです。
というのもストーリー展開は今までとは少し違い、前作（ソウ４）で明かされたホフマン刑事が何故後継者となったのかを、ストラムの捜査を通して描いており、過去作の仕掛けの解説を順を追ってしてくれると言うファン向けな内容となっています。
まぁ、ここまで来ると、シリーズを観ていない人は本作を観ようと思わないでしょうから、それでいいのかと思いますけどね。

つまり、「２」で後継者が現れたが「３」で、ジグソウとともに死んでしまい、もう終わりかと思ったら「４」で、真の（？）後継者を出してきた。そして「５」の本作はどうなるのかと思ったら、今まで抜けていた部分の『補足』と、『後継者』＝『新ジグソウ』の誕生のタネあかし。そして、『次』を展開しやすいように、ネタフリと言う感じになっていました。
今回新たに餌食になるのは、７人。最初の一人は、今まで見てきたファンなら、明らかにジグソウの仕掛けじゃないと気が付きます。ルールが違うのがポイントですね。オリジナルは必ず逃げ道があるわけですから。ゲームになっているか否か、そこが重要。
でも、謎解きの面白さはあったものの驚きは無かったし、仕掛けも最後の最後のは面白かった。テンポとか見せ方はやっぱり上手く、ダレず飽きさせない。とりあえず、合格点はあげて良いと思います。

さて、やっぱり本作で完結ではなく、概に「６」の脚本の打ち合わせが始まっており、監督も今度は第１作から編集を担当していたケヴィン・グルタートに委ねられることがほぼ決まっているそうだ。しかも、そのあとも何本か製作することは既に決定しているらしい。
まぁ、なんでもやって下さいと思わないでもないですが、公開されたらきっと観に行っちゃうでしょう。(苦笑)　後継者はしっかり残り、元妻の存在も不気味だし．．．。