しかし、たまに、見逃してしまう場合がある。それはやはり、ゴルゴ13が、生かしておいても、大丈夫だと、判断したからであろう。
『タンブル・ウイード●根なし草』の、クレメンタインも、その1人だ。
『チチカカ湖はどしゃぶり』は、ゴルゴ13の、用意周到な暗殺計画、普通の人に役割を与え動かして、全体として1つの仕事をやり遂げるコーディネート能力が、楽しめる。
そして、『おろしや間諜伝説』は、ゴルゴ13の、出生譚。ゴルゴ13の生い立ちとして、かなり信憑性がありそうな話だが、……。
ちなみに、『おろしや』とは、ロシアのことだそうだ。