Tumbleweed Connection
価格: ¥1,185
Tumbleweed Connection is part of the early catalogue of Elton John's work that Guns N' Roses singer Axl Rose reportedly once said he would love to own the publishing rights to as a work of art. Indeed, it does contain some of John's most expressive work as an artist, but with the showy stage presence and pop melodicism still under construction. Tumbleweed is characterized by John's balladeer approach, with John at his storyteller best on songs like "Burn Down the Mission." Even if the lyrics were generally written by Bernie Taupin, John's voice and inflection made every song seem deeply personal. The beautiful "Come Down in Time" displays the subtleties and sophistication of his talent, with the piano not yet serving as the instrumental focal point it would later become. The album also features the favourite "Ballad of a Well-Known Gun" and "Where to Now St. Peter?" --Steve Gdula
ロック史上最も完成度の高いアルバムのひとつ
★★★★★
間違いなく、エルトンの最高傑作であり、ロック史上最も完成度の高いアルバムのひとつであると言っても言い過ぎではないと思う。
このアルバムは、シングルリリースされたいわゆるヒット曲が含まれていないため、人の目に触れる機会が少なく、隠れた名アルバム状態になっているが、一曲たりとも駄作はない。(大抵は飛ばしたくなる曲が含まれているもの)また、何回聞いても飽きない。(これは重要な要素であり、私は、30年以上聞いている)
全ての曲がノスタルジックなウェスタンの香りで統一され、甘く、切なく、エキサイティングで・・・それらが調和し、魅力に溢れるアルバムとなっている。
残念ながらこの後のアルバム「マッドマン」「ホンキーシャトー」までがエルトンの才能のピークであり、その後は次第に凡庸な曲が多くなり、70年代後半以降は才能が枯渇してしまったとしか思えない。(そう思うのは私だけでしょうか)
ランディ・ニューマンを超えた「老兵の話」
★★★★★
ユアソングで初めてエルトン・ジョンを知って感激し、バラエティーに富んだシングルヒット曲のイメージしかないと、この人の真骨頂は語れない。
ピアノがメインのバラードやロックは多くても、全くのピアノだけの弾き語りは意外にも少ない中で、このアルバムに収録されている「Talking Old Soldiers」は圧巻だ。
ランディ・ ニューマンのどの作品と比べても、優るとも劣らない短編小説的弾き語りの名作である。
というより、この一曲でエルトン・ジョンはランディ・ニューマンを超えてしまった。 この作品だけのためにでもこのアルバムを買う価値はある。
歌詞とピアノと歌のうまさを堪能すべし!
アルバム全体を貫くストーリー性が魅力
★★★★★
40年近く前に大学生協の売店でジャケットに魅かれて衝動買い。聞いてみたら見事にはまった。エルトンジョンはまだ無名の頃。全編を貫く古き良きアメリカ南部のノスタルジアにしびれた。一番のお気に入りはMy Father's Gun。最近CDを買って聞き直したがやはりこれ。隠れたるエルトンのザ・ベストと言い切ってはばからず。
ロケットマンやダニエルより前のエルトン・ジョンに嬉しい驚き
★★★★☆
このアルバムはロケットマンやダニエルといったエルトンのメジャー・ヒット曲がでる以前に位置し、リアルタイムに聴いたことがなかった一枚なのだが、この作品の魅力が今なお色褪せていないことにまず驚いた。ベスト盤に収録されるようなヒット曲があるわけではない。しかし、彼自身の演奏するピアノを基調とし、不必要に飾り立てない、どちらかといえばシンプルな演奏にのせたエルトンのボーカルのうまさは際立っており、アルバム全体を通して堪能させてくれる。この後の彼の活躍はこのときすでに約束されていたことがよく分かるし、エルトンを集めるならこれははずせない、と思わせる一枚だ。コーラスの入り方が後の作品と異なる点は音楽スタイルがまだ変化の途上にあることを示していて、彼の音楽史的にも面白い発見ができるだろう。
アメリカへの憧れ
★★★★☆
次作の「マッドマン」で本当にアメリカにわたってしまうエルトン・ジョンの第3作。歌われている内容のそこかしこに、アメリカへの憧れが漂うのですが、サウンドはブリティッシュそのもの。そういう意味では、「ロックの吟遊詩人」と呼ばれたそれ以前のイメージから、ロックンローラーに脱皮する中での過渡期に位置するアルバムと言えます。
曲の完成度はどれも高くさすがエルトンと感心させられます。