グッド・メロディ
★★★★★
スーファリのアルバムの中でもメロディの良さが際立つアルバムで1番好きです。
2007
★★★★★
「リーダーのソロが出始める」→「バンド本体がパワー・ダウン」というロックの歴史が証明するセオリーを軽く蹴散らす8作目。またしても独特のユーモアと感性を聴覚に訴える万華鏡みたいな本作。彼らほど毎度驚きと発見のアウトプットを届けてくれるバンドも珍しい。
捻りはないけど良作。
★★★★☆
基本的には前作『LOVE KRAFT』の路線を引き継いでいるモノ。
奇をてらわずにジワジワ心に沁みる楽曲群とでも言おうか。
『RUN-AWAY』や『SHOW YOUR HANDS』はまるで教科書のような作品。
作曲とはこういうもんだ!とウェールズのオッサンが教えてくれる秀作。
またファンク色が更に色濃くなっているのが本作の特徴。
もはや、かつてのテクノバンドの面影はない・・残念。
このバンドにはついつい捻りを期待してしまうのだが、少なくとも
この作品はその類ではない。
もう、GRUFF自身が喧しい音に興味が無いのかも知れないなァ。
スーファリのゲートウェイ
★★★★★
もう8作目となるスーファリ。アルバムごとに惹きつけるメロディーが確かにあります。頭の中にある漠然とした世界を具現化することはとても難しいと思う。本人たちが冒頭に、ドラッグのようにハマっていつも聴きたくなる曲(アルバム)の序曲だと歌っている。2曲目から早速耳が釘付けでしたが、すごい完成度です。バンドとして表現したい世界を存分に体感できるアルバムだと思います。
いうまでもなくオンリーなメロディーで、衝動的でジョーク的な歌詞がグリフ独特のトーンで彩られるアート性に富み、言葉の繰返しが多く刷込み性が高い、確かに言葉とメロディーが頭をグルグルかけ廻る感じです。どの曲も甲乙つけ難いものばかりですが、『RUN-AWAY』、『CARBON DATING』、ボーナストラックの『ALUMINIUM ILLUMINATI』などが個人的にドラッグ性が強い。。
SFA初のコンセプト・アルバム
★★★★★
SFAとしては初めてテーマに沿ったアルバム作成をしたという今回の作品。
前作、前々作は世界のムードを反映したように暗い雰囲気が漂っていましたが、今回はカラッと明るいポップ・アルバムに仕上がっています。
ただし、アートワークから分かるようにポップな中にもサイケデリックな曲もあり、その辺はいつも通りぬかりがないです。
アルバムとしては他の方が言及されてるように、リングス〜が一番、近い構造を持っていると思います。
前作や前々作が肌に合わなかった人にも安心して薦められるアルバムです。