貧しくも夢や目標を持ってたくましく生きる孤児の青年たち、そして裕福だったが没落した家族、さまざまな人物たちの生活が生き生きと描かれていて、お気に入りの作品。
交通事故にかかわったことで悩みぬくウナク（リュ・シウォン）と、美貌のダンサーチャ・セリ（ソン・ユナ）の存在感は強烈。この二人のオーラのぶつかりあいがまぶしい。
一方で、それまで何もできなかった金持ちの奥様が、夫を失い、家族を守るためにいろんな失敗を経て成長しゆく姿に、前向きに生きる庶民というものの力強さを感じた。思わず、その商売やばいんじゃないの？と心配したり応援したりしながら観る楽しさ。