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サイレン

価格: ¥840
カテゴリ: CD
ブランド: キューンレコード
Amazon.co.jpで確認
3つのサイレン ★★★★★
いわずとしれた名盤です。
私は初めて聴いた時、身体中の毛が逆立つほどの衝撃を受けました。
今更レビューを書く必要もないかもしれませんが、マニアックな情報として下記を載せておきます。

「ソルファ」にも「サイレン」が収録されていますが、
「ソルファ」の「サイレン」はシングルの「サイレン」を軸に、「サイレン#」を一部融合したものになっています。
つまり、男性視点の「サイレン(シングル盤)」、女性視点の「サイレン#」、それら2つを融合した「サイレン(アルバム盤)」の3つのサイレンがあることになります。
一度、シングルの「サイレン」「サイレン#」を連続で聴いてみてください。
ソルファの「サイレン」とはまた違った印象を受けるかもしれません。

それから、発売当初はCCCDでしたが、本人たちの意向で一般的なCDで出し直してるということもお勧めできる点です。
作り手の深い洞察と鋭い観察眼がうかがえる名曲 ★★★★★
意欲的な先鋭的サウンドもさることながら歌詞が非常に興味深い作りになっています。
サイレンというのはジャケットからも分かるように踏切でかんかん鳴るあれのことらしいです。
サイレンが鳴っている間、通行者は踏切の中には入れません。一方でサイレンが鳴っているということは踏切の向こうに電車が存在していることを示してもいます。
このように拒絶の意思表示であると同時に存在証明でもあるサイレンをこの歌詞では非常に巧みに使って歌の世界を構築しています。
現代においてよく見られる少年少女の関係を精妙に表現することに成功しています。
君のサイレン開いてよ ★★★★★
「アジカン」という名前を聞くと「リライト」とか「ループ&ループ」のあのメガネのバンドでしょ?と思う人が多いかと思いますが、この「サイレン」という曲はそういう「アジカン」のイメージとは良い意味で違い、切ない詩の世界感に疾走するバンドアレンジが展開される儚くも優しいロック曲です。

詞は、「大都会の中に埋もれ、人知れず墜ちていく女性」「それを救い出そうと、手を伸ばす男性」の叙情詩です。#1は、その女性に「警告音(サイレン)を鳴らしてよ!」という男性側からの視点、#2は「私なんて要らないよ、きっと。」という墜落してゆく女性からの視点と、「サイレン」という唄に対して物語を双方の視点から描き出しています。それだけでもこの「サイレン」がただの1曲ではないことがわかると思います。

詩、唄、編曲、全ての要素が非常に高いレベルでこの世界観を見事に表現している名曲で、女性、男性問わず、アジカンのファン以外の人にも「ひとつのイイ曲」として、たくさんの人に聞いてもらいたい唄です。

「太い指あなたの手、夜を舞う白い羽(#2)」⇔「掴んだ、細い腕‥キレイな羽を、僕にくれよ(#1)」「いつかきっと崩れて、私なんて消えるんだ、きっと(#2)」「駆け抜ける街の片隅で、鳴り止まぬ君のサイレン開いてよ(#1)」

ちなみに現在でもガンガン聞いてます。飽きない。

分岐点 ★★★★★
『崩壊』『君繋』路線を『君という花』で大きく反れた(と思われた)後に出された分岐点的作品。PVで見るのがおすすめ。完成度の非常に高い曲ではあるが、ライブ向きではなく、静かな部屋で良質のヘッドフォンで最大音量で聞くのがもっともこの曲の良さを味わえる方法であると思う。
聞く価値は十分! ★★★★★
収録曲は1、2共にサイレンというタイトルですが、
それぞれ違う曲です。

少し暗いという印象がある感じの曲に最初は思うでしょう。
けれども、決して暗いだけで終わる曲ではありません。

日々を生きる中で誰もが思う悩みや苦しみ、そんなことが詩を通して感じられると思います。

1曲目のサイレンはアルバム「ソルファ」にも収録されていますが、
2曲目を聞くために買うというだけの価値は十分にあります。