普段は目にとまらない文字が、重なって、引き伸ばされて、ひっくり返って、繰り返されて、刻まれて。そういう文字の集まりが、ひとつの画になって埋まってます。全てが同じようで同じではないのか、不思議なタイポグラフィ。ページ内に収まりきれていない感じにもとれるので想像させます。私の目はページごとに画として見ようとしてしまいます。平面なのにこういう影があったらおもしろいなあとか、何でももっと大胆に切って割って考えてみようかなと思ったりもして。紙質も新聞っぽい。こだわりましょ。

いわずとしれたtomatoの作品集。 Under Worldで同タイトルのアルバムがあり タイトルもそこからとっている。 タイポグラフィが特にかっこよくて 何回も見返してしまう。 tomato最初の作品集でありながら そのクオリティーは高い。 一家に一冊、mmm..