レコーディングに加わったベーシストはアンソニー・ジャクソンとウィル・リー。ほかにヴァイブのデイヴ・サミュエルズ、ギターのロメロ・ルバンボとエディ・マルティネス、さらにホーン・セクションも加え、これまでとは一味違ったサウンドを聴かせる。アレンジとプロデュースを担当したのは村田陽一。村田はアレンジ&プロデュースだけでなく、曲も4曲提供、トロンボーンも吹くといった具合に大活躍。そのせいか、村田色濃厚なサウンドである。具体的にはポップでファンキーな、弾けるフュージョン・サウンド。(市川正二)