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オペラ座の怪人2~ラヴ・ネヴァー・ダイズ デラックス・エディション(DVD付)

価格: ¥4,800
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサルインターナショナル
Amazon.co.jpで確認
ゴシックホラーではなくラブストーリーとして ★★★★★
先月、ロンドンで2回目の観劇をして参りました。実際に舞台を観る前にCDを聞いていたのですが、曲と曲の間が間延びしていてダルい、というのが第一印象でした。しかし今回観た限りでは変更された点も多く(例えば”Only for Him”+メグとダンサーの会話は全てカット、”Only for You”+マダムとの会話のみ)、舞台自体はCD収録時に比べて随分とテンポが良くなってきた印象を受けます。また、陳腐なメロドラマとして不評な脚本ですが、私は『オペラ座』のゴシックホラー要素をなくし、キャラクター設定も変更し、ひたすらラブストーリー要素のみを残そうとしたのが『Love Never Dies』なのだと考えています。映画版のようにファントムが爽やかかつ誘惑的で、ファントム・クリスティーヌ・ラウル(今作では+メグ)の三角関係が強調されているため、『オペラ座』舞台版でのファントムとクリスティーヌの関係に納得がゆかず、映画版のロマンチックな雰囲気に惹かれた方には、今作の方が口当たりが良いかもしれません。その意味では、『オペラ座』ファンというよりもファントムファンのための作品だといえます。

さて、音楽に関してですが、前作のようなキャッチーな曲は少ないです。私が最初に聞いて印象に残ったのは、ファントムがクリスティーヌを想って歌う”Till I Hear You Sing”程度でした。その代わり、メロディアスで独特な曲が多いので、何度も聴いているうちにだんだんと引きこまれていきます。今回は、官能的な”Beneath a Moonless Sky”(この曲は映画版の墓場に向かう場面のBGMをアレンジしたものです)や、美しい”Once Upon Another Time”など、前作では案外少なかったファントムとクリスティーヌのデュエットも存分に楽しめます。また、本音と建前のズレがコミカルな”Dear Old Friend”、ファントム・ラウル・マダムの思惑が錯綜する”Devil Take the Hindmost”など、ウィットに富んだ曲も健在です。他の方が指摘されている通り、前作のメロディーが絶妙なタイミングで使われるなど、ファンサービスも充実しています。
そして何より、このCD最大の魅力は主演キャストにあると言っても過言ではありません。ファントム役のRamin Karimloo、クリスティーヌ役のSierra Boggess、そしてラウル役のJoseph Millsonと、安定感のある役者さんを押さえています。中でもRaminのハスキーボイスを活かした”Beauty Underneath”、Sierraが歌うメインテーマ”Love Never Dies”では、圧倒的な歌唱力を堪能することができます。ただし、全体的にコーラスが弱いのが難点で、前作の”Masquerade”のような大合唱はありません。

 ウェーバーファンの方、ファントムファンの方であれば、比較的すんなりと受け容れられる作品ではないかと思います。また『オペラ座』ファンの方は、この作品の主題はあくまでも「ラブストーリー」なのだということを念頭に置いたうえで聴いてみるのが良いのではないでしょうか。また、スルメ曲が多いので、一度聴いていまいちだと感じても、繰り返し聴いてみて欲しいと思います。公式サイトのトレーラーなどで、舞台のイメージを持っておくのも良いかもしれません。
印象が弱い、かな。 ★★★☆☆
オペラ座の怪人が非常にインパクトの強い曲が多かったのに比べると、特にこの曲が良かったな、というのが無かった気がします。前作が凄かっただけに・・・比べると今回はう〜ん・・・。
脚本はイマイチ でも音楽は良い! ★★★★☆
 音楽は良かったけど、難がないわけではないので、星4つ。

 物語は、『オペラ座の怪人』のその後のお話。10年後くらいでしょうか。謎の興行主に呼ばれたクリスティーヌ、ラウル、二人の子ギュスターヴが、アメリカのコニーアイランドにやってきて、思わぬ人物と再会、と。

【悪いところ】
 まず、脚本がイマイチ。フォーサイスの『マンハッタンの怪人』はヒドいのを通り越して憤りを感じたくらいですが、それよりはマシでしょうか。全編がウェーバーの音楽で彩られ、だいぶ補われていますが、それでも、これはいただけません。
 キャラ設定や展開も、かなりご都合主義で大ざっぱ。

 陳腐な歌詞も多く、「他に言いようはないのかっ!?」とツッコミを入れたくなる部分が多数。舞台の時代背景を考えて、狙ってやっている部分もあると思いますが、それにしても、ちょっと……。

 最大の問題は、この『Love Never Dies』を観た(聴いた)後に『オペラ座の怪人』を観たら、それはガストン・ルルーの原作からかけ離れた、俗っぽい安っぽいメロドラマになってしまう、ということ。
 オペラ座の地下のシーンで、「ここで、あーんなことや、こーんなことをやっていたのね!!」などと考えてしまいそう。「この登場人物が、いずれあんなことになるのね!」とか。観る側の品性の問題(?)もありましょうが、私程度ですと、次回『オペラ座の怪人』観たら、つい、いろんな邪念が……。

【良いところ】
 音楽は、純粋に良いです。『オペラ座の怪人』が好きな人は、音楽は気にいると思います。オリジナルの『オペラ座の怪人』で使われた音楽が、チラっと出てきたりするので、そんなところも、ファンとしては、ちょっと楽しみだったりします。
 『The Beautiful Game』で使ったメロディをそのまま『Love Never Dies』使ってしまうのはどうかと思いますが、順番からすると、そもそも『Love Never Dies』に使うつもりだった曲を、目先の『The Beautiful Game』で出してしまった、というわけで、やっと本来あるべき作品に使えた、ということになるのかもしれませんけど。

 ファントム役のRamin karimuloo、クリスティーヌ役のSierra Boggessが素晴らしく、この二人で『オペラ座の怪人』を観てみたいと思いました。ブライトマンとクロフォードを彷彿とさせるものがあります。脚本のイマイチさを、音楽とこの二人が補っています。

 『オペラ座の怪人』と『Love Never Dies』で曲想の似た歌があって、「Til I Hear You Singは、『オペラ座の怪人』のMusic of the Nightね!」とか、勝手に対比(?)させて楽しんでいます。
 Music of the Night=Til I Hear You Sing
 Dear Old Friend=Prima Donna(ちょっと無理やり?)
 The Point of No Return=Beneath A Moonless Sky
 Think of Me(Wishing You Were Somehow Here Againか?)=Love Never Dies
と、いろいろ考えられます。


 この作品の正しい楽しみ方として個人的に考えたのですが、
・ストーリーは、ルルーの原作や、元のミュージカル『オペラ座の怪人』続編と考えず、切り離して観ること(聴くこと)
・音楽を中心に楽しむこと
といったことではないでしょうか。
 そう考えてみると、音楽は良いですし、ストーリーも俗っぽいですが、まぁ、ウェーバー作品なら、こんなものかな、と何となく納得できます。実際に舞台を観たら、「意外とおもしろかった!」とすら思える気もしないでもない。

 日本盤の「Love Never Dies ラヴ・ネヴァー・ダイズ(日本語ヴァージョン) 」は、単なるウェーバーファンには不要なものです。
 平原綾香さんは歌が上手な歌手と認識していますが、ポップスの歌唱法だけでは限界があります。高音でエコーきかせるのも、反則でしょう。ゴマかしている感があって、歌わせるのは、むしろ気の毒。このCDに入っていれば、当然Sierra Boggessと比較してしまいますから、分が悪いです。
 日本語訳も、ビミョーな感じ。短時間で一生懸命訳した感が満載。がんばっていますが、どうも耳にすんなり入ってこない日本語です。原語のとおりと言えば、それまでですが。
 そういうわけで、平原綾香さんのファン以外は、このトラックの入っていない安い盤で良いでしょう。販促や話題作り(…になっているの?)のための企画でしかありません。

 この舞台、あまりロングランにはならない気がするなぁ。半年か一年して、オリジナル・キャストのRamin karimulooとSierra Boggessが抜けたら、すぐクローズしそう。

 以上、実際の舞台、付属のDVDは見ておらず、CDを聴いただけの感想です。
全体としては悪くないです ★★★☆☆
ただ「オペラ座の怪人」ほどの感動とかインパクトは無かったです。
対訳がないのは制約があるのでしょうか。ちょっと不親切な感じがします。
日本語のボーナストラックは、ファンの方には申し訳ないですが、いらなかったです。
日本語対訳がない ★★★★☆
日本盤のCDですが、こちらには日本語の対訳が付いてません。英語詞は付いてますが、よ、読めない。あと、単語を掻い摘んで読んだ限りでは、お話は「マンハッタンの怪人」ほどガッカリする内容じゃなかったです。