千代の富士から若貴へ
★★★☆☆
千代の富士らそれまでの横綱が相次いで引退し、番付は横綱不在に。その一方で次の時代の担い手である曙・若貴も大関以下で、平幕優勝が四回あった時代の過渡期です。
タイトルが相撲ブームとなっているように、DVDの内容も若貴が中心で、貴花田が新入幕で負け越した場所の取り組みが収録されているかわりに、旭富士、北勝海、小錦の優勝について触れられていないなど、収録内容に偏りがみられます。
マガジンでは舞の海が特集され、DVDにも八艘跳びや後ろに下がる立会い、三所攻めなど技を存分に使って勝った取り組みが収録されています。