てのひらの小宇宙
★★★★☆
何人もの作家のかたがたの、実に個性的でバラエティに富んだ美しいとんぼ玉の数々を見ることができる、ガラス工芸好きにはおすすめの一冊。価格もこの類の本としてはほどほどではないだろうか。
ただし、(1冊目の「とんぼ玉に遊ぶ」よりは改善されているようだが)1枚の写真に写った全ての作品、もしくは1つの作品の全体にピントが合っておらず、その美しい作品のディテールを全て楽しむことができないのは非常に残念。
もし次の企画があるならば、その点をぜひ改善していただきたい。その意味をこめて−1とした。