鬼になるということは、鬼であってはいけないこと
★★★★☆
「鬼とはなにか」というテーマに対し掘り下げた巻です。
憎しみで鬼になった朱鬼は、洋館の男女から「本当はこちら側の人間」と評されます。
そんな朱鬼と同じく、両親を魔化魍に殺されたアキラは、鬼になることについて悩みます。
これまで涼しげに戦ってきた(香須実の言わく「挫折したことがない」)威吹鬼は、
ずたボロになりながら、アキラに師匠としての悩みをぶつけます。
音撃の効かない魔化魍の出現。
「負けがわかっているのに戦うなんて意味がない」という京介の言葉に、
「待っている奴がいるからな」と答える響鬼。
響鬼のピンチに明日夢が叫ぶ。「今だ!ヒビキさん」
明日夢もやっと一歩前に踏み出せたようです。
なかなか成長しない明日夢にイライラしていたので、ちょっとすっきりした感があります。
前半より弱くなったけど、人間味の出てきたイブキが好き!なので…
評価3のところを4にしました。