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最後のパートナー―盲導犬を引退した犬たち (幻冬舎文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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命のリレー ★★★★★
犬としての本能を殆ど封印される盲導犬は老いが早く,リタイアすると立つのもやっとだと聞いていました。なので障害を持つ方の立場に立てば,1頭でも多くの盲導犬が増えればいいと思い,逆に犬の立場に立てば可哀相だと思っていました。著者も盲導犬が増えればリタイア犬も増えると語っておられますが,人に尽くした犬たちが今度は人に尽くして貰う構図に胸が熱くなりました。ペットが亡くなると長い間ペット.ロスで苦しむ方が多いですが,西田夫妻は数年しか共にいられない犬たちを何度も見送っておられます。本当に切ない思いをされて来たのだろうと思います。しかしながらボランティアを通して面識の無かったパピーワーカーや訓練士,障害を持たれる方々−その犬のそれぞれの犬生の時間を共にした方々との交流が生まれ,幾人もの人の愛情のバトンを渡されながら犬たちが旅立っていく様に感動しました。
優しくてあたたかい本です ★★★★★
文章もとても読みやすく、分かりやすく、その内容も暖かく、優しく、愛情で溢れています。
とても大きな役目だと思うこの最後のパートナー、その意味も分かる内容に成っています。
文章と共にこの本に納められて居る詩も、写真もとても良いです。愛が沢山詰まって居る本だと思いました。
すんなり読める、だけど心に残る大きな本だと思います。
盲導犬たちの最後のお母さん ★★★★★
淡々と書かれた文面に西田さんの深い愛情を感じ取ることができます。そして文章の間に入る詩がなんとも寂しく切ないです。西田さんに看取られた子達は幸せですね。
「看取りの親」 ★★★★★
盲導犬はたくさんの人の手を経て生きているということを改めて感じました。繁殖させる「生ませの親」「パピーウォーカー」盲導犬として訓練する「育ての親」そしてユーザー。そして引退したあとに彼らが最後の日々を過ごすのが西田さんのようなボランティア、「看取りの親」です。

一頭の犬に関わった人々の気持ちはみな同じ。「穏やかで幸せな老後を送って欲しい」。そのような祈りの気持ちは命のリレーのようでもあります。誕生から飼育、訓練、仕事の時期を経て迎える盲導犬の老後。それを看取ることは、人を助けて共に生きてきた彼らの気持ちに報いることなのかも知れません。そしてユーザーが、かつて彼らと共に歩いた道を、また新たな犬と心おきなく歩けるように「安心して任せてください」と胸を張れる西田さんを尊敬します。
盲導犬って? ★★★★★
盲導犬って盲導犬じゃなくなったらどうなるの?
疑問に思ったことありませんか?
この本を読んで、引退犬が愛情に包まれた余生を送っている姿に
ほっとすると共に、引退犬ボランティアの西田さんご夫婦の
人柄の素晴らしさに感激してしまいました。
西田さんご夫婦は3頭の引退犬を看取り、今もチャミーという
引退犬のお世話をしています。写真を見ると、どのこもとても
幸せな顔をしています。
この本を読んで「なにかしたい」と思いました。
とりあえず出来ることから・・・盲導犬協会の会員になりました。
盲導犬について、考えさせてくれた素敵な本です。