韓国テレビドラマのオリジナル・サウンド・トラック。もちろん、韓国の人たちが大好きなバラードのオン・パレードである。韓国のバラードといえば、イタリアの映画音楽のような、あるいはラテン系のボレロを思わせるような美しいメロディーラインにドラマチックな悲劇性がミックスされたものだ。歌い手は胸のうちをすべてさらけ出した究極の感情表現でリスナーの涙を絞る。シャイな日本人にはなかなかできない芸当である。
そんな韓国バラードの本領を聞かせてくれるのが、リュ・シウォン、ZEROという2人の男性だ。リュはこのドラマに出演している俳優であり、歌手としても活躍している。優しい声と安定した歌唱力を持っていて、切々と訴えるタイプ。一方のZEROはというと、やや力まかせでアクの強い熱唱派ではあるのだが、そのほかに2つの特技を持っている。まずは見事なファルセット(裏声)。最高音域での絶唱にはだれもが感嘆するだろう。また、スキャットでバラードを歌うという奇想天外な芸当も彼のスペシャリティだ。
「その日までさよなら」「約束」の2曲は、2人がそれぞれのバージョンを歌って競い合っているが、理性派のリュ、情熱派のZEROの対比が面白い。また、やはりこのドラマに出ている女優で歌手のイ・ジョンヒョンによるアップ・テンポの曲も入っていて、こちらは歌の途中で突然スパークする彼女独特のハイ・テンションなヴォーカルが聴きものだ。ハングルにカタカナの発音を付記し、日本語訳も添えられている。(松本泰樹)
最高に良かったです(o^o^o)
★★★★★
やっと手に入り、中古で安く買いましたが、内容の濃さに得した気分になりました゚+。(*′∇`)。+゚シウォンファンの私としてはシウォン君のオリジナル曲を二曲収録してくれた事にカムサハムニダm(__)mZEROさんの歌唱力にはびっくり!シウォン君が劣っちゃうよーって思いましたが、シウォン君は彼なりに優しく甘い歌声で聴かせてくれてます(//∀//)
ドラマも良かったけど音楽も最高です
★★★★★
「美しき日々」は大好きなドラマでしたが、サントラも最高です。
美しい音楽とZERO の素晴らしい歌唱力にうっとりし、ドラマで歌手として登場したイ・ジョンヒョンやリュウ・シオンの歌声を聴いて、ついついセナとソンジェのつもりで「日の目を見れてよかったね」などと考えてしまいます。
ドラマを見ていない方にも、ぜひ聴いていただきたいです。
一枚で沢山美味しい☆
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「約束」「その日までさよなら」の2曲はZEROバージョンとリュ・シウォンバージョンがあり、2曲とも歌詞が一部違う。(歌詞カードはZEROバージョンのみ…なのが残念;)
ZEROの方はドラマ全体を盛り上げる深さがあり、リュ・シウォンの方は、役柄そのものを連想させる。
レコーディング当時28歳のリュ・シウォンは超過密スケージュールの中、思う様に声が出なかったそうで、確かにやや聴き取り辛い。
ZEROの方は完璧なまでの歌唱力で、文句のつけようがない。当時にしろ「顔を出さなくても十分」と頷ける。
二人が一緒にカラオケに行くと「約束」をどちらが先に歌うか…で仲良くもめるそうです。
褪せたブルー地に名場面が散りばめられている歌詞カードなので、思い出の1枚の雰囲気が漂い、イイ感じです。
良きサントラ、これからも日本に上陸せよ!
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韓国ドラマのサントラに良質のものが多いことが市場的にはかなり証明されつつある。これからもどんどん日本に出てきて欲しいと思う。例えば、リュシオンの出演している「折鶴」(98年、KBS)というサントラ。これもいい曲が満載で日本盤が出れば人気だと思うんだけど・・・オムニバスであれ、これからもいいものが聞けるといいと思う。
染み入る曲たち
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音楽業界を舞台にしただけあり、サントラとしては歌入りの曲の割合が多いと思います。ドラマの中で流れる切ない歌の数々が、名場面を思い出させてくれます。是非ドラマのファン皆さんに手に取って頂き、聴いて欲しいCDです。