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Best of 1990-2000(初回限定盤)

価格: ¥3,465
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサルミュージック
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   ベーシックなロックスタイルをさらに追求しつつ、エレクトロニックサウンドやダンス&テクノビートも取り入れた革新的なサウンド、ざん新な映像、ストーリー性のある巨大ツアー、圧倒的なカリスマ性と、ロックの可能性を最大限に引き出した1990年代のU2。このベストアルバムは、絶頂期を迎えるに至ったU2の「チャレンジ」が凝縮された1枚だ。
   DISC1には、第43回グラミー賞最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞に輝いた大ヒット曲DISC1<3>などのヒットチューンを中心に、オリジナルアルバム未収録のサウンドトラックDISC1<13>(映画『バットマン・フォーエヴァー』主題歌)、さらに、幻想的なエレクトリカルサウンドをバックに、ボノの歌声が力強く広がるDISC1<4>(ウィリアム・オービットがプロデュース)やDISC1<11>といった新曲も収録されている。
   初回特典として、DJ用に全世界で1000枚しかプレスされなかった幻のハウスリミックスヴァージョンDISC2<8>、アッパーなシンセでアレンジされたダンスリミックスDISC2<9>など、いまや入手困難となっている貴重なレア・トラックを多数収録したDisc2と、ボーナスDVD(90年代のU2の「ヒストリーミックス」ほか)がパッケージされているのも見逃せない。(速藤年正)
寛大さ ★★★☆☆
U2なら何だっていいという人はこの時代を寛大な心で受け入れてあげているのでしょうが、私はダメ。やっぱりヨシュアや魂の叫びがU2だと思うので、このベストを聞くときはワンとかミスサラエボ、ファーストタイム、流行ったフライや最近のエレクトリカル辺りのかつてのU2に近いスタイルのものに自然と耳が行きます。他は大変つらいですが良く聞き込むとメロディーは確かにU2の面影を感じさせる瞬間もあるし、エッジのギターもちらっと「あのカッティング」を匂わせる時もあります。しかし、ヨシュアを初めて聞いて一回でノックアウトされた私のような者にとってはそこまでしてU2のかつての姿を追わなければならないこの時代は悲しさいっぱいです。これを最高と言える人の寛大さに感心せざるをえません。
アルバム「POP」への回答がここに ★★★★★
u2ベストの2作目。
アクトン・ベイビー以降の4作からの選曲。
「POP」までの3作は電脳3部作の呼ばれていましたが、「POP」に関してはツアーはともかくアルバムは行き詰まり感がぬぐえませんでした。
ここではそのPOPからの楽曲がリミックスされており、よりバンドっぽい仕上がりで収録されています。

ディスコテックはサウンドの暗さが浮き上がり全く印象は変わりました。
メンバーのPOPへの評価がこれらリミックスによってはっきりしてしまいました。

次作「オール・ザット・ユー・キャント・リーブ・ビハインド」での音作りも「POP」での反省があったのでしょう。

初期のヒットサウンドに戻ったのではなく、前進したらこのサウンドになっていたという(嘘だとしても)説得力がこのアルバムにはあ!りました。

'90年代のU2を振り返るときに、オリジナルアルバムよりもこのベストの方がよりバンドの本質に近づけるような気がします。

日本語ライナーノーツは前ベストより良いです。

最もロックな生き方を実践したバンドの軌跡 ★★★★★
「80年代最も重要なバンド」と言われ続けてきたU2が、「The Joshua Tree」によって米国での成功を手にしてアメリカのルーツ・ロックに傾倒していった80年代から一変して、ヨーロッパの音楽シーンで起きている流れに目を向け、どんどん行動的になっていったのがこの90年代です。それだけに賛否両論ありますが、その時に彼らが音楽の世界で実践したのは、型に嵌ったパブリック・イメージのスタイルに固執することではなく、常に革新的な試みへの挑戦だったのだと思います。そんなU2の90年代の軌跡をこのアルバムで再確認できます。新曲が収録されていてBonus DVDも付いているものの、ほとんどが既にリリースされたシングル曲やそのカップリングですが、こうしてベスト盤を通して聴くと、また別の形の魅力が再認識できること請け合いです。
私的U2観 ★★★★☆
80年代U2については,あまり批判が無い様に思える。しかし,90年代U2についてはどうだろうか。賛否両論が入り乱れているように思われる,しかし,わたしは80年代の名盤「The Josure Tree」と90年代の名盤「Actong Baby」,これは後者の方が良いのでないかと思う。90年代U2は変貌を遂げたといわれるが,私は「ONE」等を聴いていると思うのだが,基本コンセプトは特に変わってない。むしろ,それを磨き上げていってるのではないか。とにかく聴いてほしい,出来ればベストアルバムを二枚買って自ら感じてほしい。星四つの訳は同じくU2の一番新しいアルバム,「All That You Leave Behind」には劣ると思ったからである。                                               
90年以降のU2を理解するための大まかな見取り図 ★★★★★
僭越ながら、初心者向けに、90年以降のU2について好意的な理解を示すと、反対意見もあることでしょうが、以下のようになるでしょう。

80年代、少年/アイルランド三部作によって、アイリッシュとしての自分たちのアイデンティティを探るうちに、アイルランドのケルト的音楽がアメリカン・ロックのルーツのひとつだと気づいた。アメリカ巡礼三部作によって、アメリカン・ロックの多様なルーツを探り、自分の音楽性を広げた。さらに、その旅路は、世界中で平和をもたらすべく、政治的・宗教的思想を率直に全面に出して説いて回るものであった。しかし、U2は、アイルランドでもアメリカでも自己完結できなかった。さらに、現代においては、主義・主張を唱えれば、人は逃げていく、もしくは寄ってくる人間と逃げていく人間にはっきりわかれる、ということを思い知らされた。

そのため、90年代に入って、闘争の戦略が変わることになる。ヨーロッパ三部作/電脳サイバー三部作へと転回したのだ。そこでは、「ZOOROPA」(動物園化したヨーロッパ)というアルバム名や本アルバムのジャケットに象徴されるように、ヨーロッパ文明におけるテクノロジーの発展がもたらす反ヒューマニズムの告発、終末の回避というコンセプトがあったように思われる。すなわち、サウンド面ではテクノロジーのふところのうち深くに飛びこんだ。しかし、他方、(おそらく現在のヨーロッパではない人間的で)高い場所につれてって、とか(現在のヨーロッパに)ぼくは降りてこない、とか、とボノは叫ぶようになった。そして、2000年、U2は、「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」(90年代に置き去りにできなかったものすべて)を表現しようとした。
ということで、ぜひ聴いてみましょう。