ノスタルジアの宝庫
★★★★☆
リリアンやビックリ箱、文通などあいかわらず昭和のノスタルジアに溢れていて良い。
いつも同じ様なキャラクターが出てきて、どこかで読んだような話であっても微妙に違うので、それはそれで全巻そろえて楽しんでいます。
最後の風呂敷という作品はおばあちゃんが亡くなる話。漫画読んでて泣くことはあまり無いけど、いつも泣かせていただきます。読後余韻が残る作品ばかりです。
庶民の哀歓をほのぼのと描く名作!
★★★★☆
複数の細切れストーリーが断続的に進む流れと、昭和30年代を示す生活風俗テーマの展開の流れと、二つのパターンがあるやうに思ひます。そして、どの巻のどの頁から読み始めても楽しめるメリットがあります。初めから一巻づつ読んでゐる場合でも、ゆっくりとした形乍ら複数主人公のストーリーを同時並行展開を楽しめるのもいいものです。展開、転換して行く場面に登場する人物と小動物達は、とてもいい人(動物)達によって優しく愛らしく、ほのぼのと筋立てされてゐるのは嬉しいです。貧しさや困難の中を健氣に生きる姿に接するにつけ、読む者に勇氣を与へてくれて、心が和みます。
懐かしの子供時期
★★★★★
昭和30年前後の時代背景から妻と二人で第一巻から読んでおり、次の発刊を楽しみにしております。