あらら…
★★★☆☆
全く必然性の無い転調や展開、変拍子、僕達こんなに難しい事やってまーすって感じですな。ポップスなのにさりげなくAメロが奇数拍だったりするStingなどとは才能が雲泥の差。
B級になるべくしてなった典型的名作。
70年代技巧派ハード・ロックの佳作の一つ
★★★★★
72年発表の1st。ディープ・パープルの初代ヴォーカリストだったロッド・エヴァンス、元アイアン・バタフライのリー・ドーマン(b)とリノ(g) そしてボビー・コールドウェル(dr)の4人で結成されたハード・ロック・バンドのデビュー作。
1.は変拍子によるベースとドラムスの絡みが素晴しい。ヘヴィながら足周りが軽く両者の技術の高さが伺える。ヴォーカルがやや淡白で浮き気味だが、一瞬ラジオ・トーンのヴォイスを加えるなどアレンジの良さも感じさせる。2.は1.とのメドレーになっており、こちらも印象的なリフで一気に聞かせるブルース・ロックよりのハード・ロックになっている。ヴォーカルは一曲目以降は違和感を全く感じさせなくなる・・・というよりも初期パープルを聞き込んでいなければ違和感はないかもしれない。
ユーライア・ヒープやウィッシュボーン・アッシュに近い雰囲気を持っているが、彼らよりも演奏はタイトで特にドラムスとベースはテクニックが高い上にオカズやフレーズの一つ一つに味がある。前記のグルーブ同様にアレンジ的にはドラマチックな部分や変拍子、ほとんど曲間を開けずにメドレーのように曲が進行することなどを含めてプログレ的な要素も感じられるが、臭みがないのがこのグループの特徴。演奏面ではかなりの技巧派であり、この時代のハード・ロックのファンなら絶対に聞いて損のない作品である。
ブリティッシュロックを奏でるアメリカンバンド
★★★★★
第1期ディープパープルのボーカリストだったロッド・エヴァンスの行方を追うと、彼は3年後にアメリカからキャプテン・ビヨンドというバンドで再びロック界に返り咲いた。当時中学生だった私はこの作品を聴いて、しばらくの間イギリスのバンドであると信じて疑わなかった。
多分にプログレッシブ的な音の創りとアルバムの構成は当時のハードロックフリークを唸らせたものだった。ブリティッシュロックファンの皆さん!是非聴いてみてください。
メジャーになれたのに
★★★★★
このサウンド&このメンバーでもう1枚出たならば、メジャーになれたのに。
それにしてもこのデビュー盤はクオリティが高い。
ドラムのボビー・コードウェル(元ウィンター・アンド)が、演奏に楽曲提供に
大活躍しています。
ボーカルのロッド・エバンスもパープルよりこっちの方が断然良い(笑)
ギター&ベースのアイアンバタフライ組も大健闘!!
このメンツでのライブ盤聴きたいな〜。
ロッド・エヴァンスの声が聞きたくて
★★★★☆
Captain Beyond
ディープ・パープル初代ボーカリスト ロッド・エヴァンスが脱退後初めて作成したアルバムを聴かせてもらいました。ロッド・エヴァンスの野太い声がいいですね。最高!楽曲も気合が入って作っています。