子供にどう接してよいかわからない時に
★★★★☆
もうすぐ5歳になる息子を持つ父親です。平日は早朝から深夜までの会社勤めで子供と触れ合う機会が少ないせいか、彼のやんちゃにどう対処して良いかわからず、書店で数冊読み比べた結果この本を選びました。日頃親達が陥りがちな子育ての落とし穴に焦点をあて、優しい言葉で種明かしをしていく点は非常にわかりやすく、お勧めします。しかしながら、それら実例の状況設定については、父親や母親の役割についてジェンダー・バイアスの影響を多分に受けていると思われるところも多々見られ、言葉尻を捕らえてしまうと先に進めないところもありますのでやや注意が必要です。