フィールドを歩いている時に出会う花々には　想わず心の中で「今年もそして今日も会えてありがとう」という気持ちで足を進めていました。
お花の名前が少しずつ分かって挨拶できるようになり･･今までよりも山がイキイキと私を迎えてくれているように感じています。


この本は花のアップや群生の様子など写真がとっても綺麗で見易いです！

･フィールドの香が待ち遠しい季節に開いても楽しめる。
･頬を撫でる風の感触の中に身をおいて楽しみつつじっくり観察。
･カメラに納めた花の復習に。

私は身近な花から覚えたく購入後早速自分の住んでいる地域に分布している花名にマーカーし
オリジナルに観易くして活用しています。
満足の一冊です！

花の全体写真以外に、細部の写真で類似する花の区別ができるようになっている。このような試みは過去の高山植物図鑑にはなかったことである。

山渓ハンディ図鑑シリーズは、クローズアップ写真がうりものの、見ごたえ、読みごたえのある図鑑です。
何年も前から高山の花の刊行が予定されていましたが、撮影期間が極めて限られている高山植物を対象としたため、発行までに時間がかかったのでしょう。

内容は2002年4月に見つかった植物が掲載されていたり、遺伝子レベルでの解説ありで、今までの高山植物図鑑とはひとあじ違う、期待を裏切らないものでした。
「識別のポイント」は、登山して実物を観察するときに役立ちます。

植物名の由来などは、記載されていないため類書を参考にしてください。10月ぐらいまでは高山植物を楽しめますので、登山のお供に一冊どうぞ！！