単品じゃあ、使えません
★☆☆☆☆
大学で使ったテキストの内の一冊です。
で、講義で使っての感想ですが・・・よく分りません。
なぜなら、この本を使わずに、ほとんどがプリントを使用してのCAD製図演習でした。
(ちなみにCAD‐キャドと読みます‐とはパソコン用製図ソフトです、念のため)
正直言うと、設計に関わらない人間(工学系含む)には無用の物です。
一応、中身を見ての感想は・・・
・エンジン関係のパーツはほとんど載っているので、そっち方面の技師を目指す人にはいいと思います。
・簡単なパーツも載ってますので製図初心者の複写練習用には使えます。
・あくまで演習用なので製図関係の基礎知識は必須となります。
・設計の計算過程も載ってますが、間違いと言うか四捨五入の位置は結構いい加減です。
10の位でしてたり、小数点第2位でしてたり。意味のある数値の見切りが重要です。
・数値計算の上で材料力学に代表される三大力学の知識も必須です。
etc etc
学校で使うにしろ、独学で学ぶにしろ
この本一冊ではどうにもなりませんので、他の専門書も必要になります。
機械関係の知識が充分にあるなら問題はありませんが・・・