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エマ〈上〉 (岩波文庫)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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オースティンの最高傑作 ★★★★★
最初中公文庫の阿倍知二さん訳のを読んでいたのですが、古い訳のせいか意味がわかりずらく、読んでいるのがしんどかったです。たまたま家に工藤政司さん訳があったのでそれにかえてみると、スラスラ読み進めることができました。エマはジェーンオースティンの作品の中で一番好きです。他の作品よりも大きな愛で主人公のことを相手の男性が理解し、つつみこんでくれる感じが、一番好きな原因だと思います。下巻では驚きの展開が多く、オースティンお得意の人間への風刺的要素が強くて素敵です。
200年も前の人が書いたラブロマンスにこんなにときめけることに感動です。
うーん、訳が ★☆☆☆☆
分かりにくい、、、、
彼とか彼女が別の彼や彼女のことを話していたという話をしたりするところで
そのまま彼彼女という代名詞を使って訳してあったり、
ミスターだれそれが複数いる場面でもやはりなんというかわかりやすくない
(親も子も同じ性だから、どっちのこと言ってるのかわかんない)。

結果、あんまり会話がどれが誰のセリフだかわかんなくて同感もしにくくて。

グウィネスの映画を先にみて、好きだったから余計にちょっと残念。。。
別の訳のをいつか読もうと思います。

作者が愛した「幼い」ヒロイン ★★★★★
他の作品のヒロインが品性や自己節制で幸せになっていくのに比べ、
エマは最初から幸せの条件を全て持っている(と思われている)ヒロインです。本人もそう思っているから鼻持ちならない。(^^;)

●幼さ:周囲の人たちを勝手な想像で「結婚」へと結びつけようとし
●わがまま:おもいやるべき友人の「気品・教養」に反感を持ち

●浅薄:本気でない男の愛情に応えるそぶりをし
●短慮:貧しいオールドミスの陳腐なおしゃべりを侮辱してしまう

しかし作者のジェーン・オ-スティンはそんな「エマ」が好きだと語っています。
ナイトリーの心からの愛情によって、エマは理想の高さを理解し、
彼の叱責に耐え、自らを大人として成長させていきます。

読者がエマの失敗や屈辱を一緒に体験し、最後には愛の告白を受けるとき、
エマの成長を作者と一緒に味わうことができます。

マンスフィールド・パークのファニーが忍苦の末に手した幸せに比べると、エマをいささか軽っぽく感じてしまいますが、愛する男性と共に歩む生涯、その幸せの質は変わらないと思いました。

描かれている田園生活の美しさ、豊かさが素晴らしいです。一度でいいから「エマ」のような生活がしてみたいです。(^^;)

ストーリーはよいのだけれど… ★★★★☆
ストーリーはよくできていて面白いです。
ただ、訳がちょっと…。直訳的な印象を受けました。
訳を読んでから、自分でわかりやすい日本語で理解しなおすという作業を何回もしました。正直、それでも分からないときがあったので、原作の英語版のほうがいいかもしれませんね。

それを考慮してもミスターナイトリーは必見です!映画ではジェレミー・ノーザム氏がやっていましたがなかなかかっこよかったですよ。

誰にでも思い当たる事 ★★★★★
基本的にオースティンの作品のヒロインは何か欠けているものがある。
例えば見た目がいいわけではない、お金がない、賢いわけではないなど。
しかし、一見、エマという女性はお金もあるし、美しい容姿だし、
周りからは頭が良い完璧な女性であると思われている。

しかし、一人の男を除いて、彼女も周りの人間も気付いていない

彼女の欠点がある。それは己を知る事、人は他人の力で動かせないこと。
人というのはそう単純でない事をわからず、自分の思い通りに
動かす事ができると思い込んでいるエマは人の恋愛まで思い通りに
しようとしている。

それが、小さな村で起こるありがちな出来事により
彼女は気付かされていく。
そして、自分の恋愛は自分が動かなければどうにも

ならないことを教えられるのだ。
誰の周りでも起きそうな身近な出来事を通じて
普遍な人間の「己を知る事ができない」というテーマについて
オースティンはおもしろおかしく描いている。

★ユウの街角書店★ ★★★☆☆
グウィネス・パルトロウ主演『エマ』の原作本。映画のイメージが原作に忠実であることを改めて確認。
ほえほえ*まんがやさん ★★★★☆
村の名士にの娘、エマ。美しく聡明で、ちょっとお節介。ハリエットという少し身分の低い女友達の為に、縁結びに奔走しますが・・・。エマがとても魅力的。義兄ナイトリーの存在も秀逸です。