お勧めの一冊
★★★☆☆
この著書は幕末に関していろいろ本を出しています。この本は、坂本龍馬の生涯を絵や写真つきで解説している社会科の授業で使われそうな資料集でした。龍馬にちなんだ人物や場所を旅したい人にはお勧めです。龍馬が殺害された近江屋に飾られていた屏風や掛け軸についた血痕の解説までしていて興味深かった。私自身、この本を片手に京都の龍馬ゆかりの地を訪れてみたいと思いました。
とても詳しいです
★★★★★
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が大好きでテレビの時代劇でも坂本龍馬が気になっていた私ですが、史実の龍馬をあまり知らずにいたのでこの本を手にとってみました。
そんなまったく龍馬初心者といってもいい私でしたが、この本はかなり役立ってくれました。
龍馬の写真と言われている写真がすべてカラーのページで掲載されており(もちろん写真はモノクロですが)いつ撮られたものなのか、一緒に写っている人は誰なのかと細かく分析されており、小説と史実の違い、幕末の土佐の情勢、龍馬の動きなどが詳しく書いてありました。
写真も多く載っていてよかったのですが、全てカラーという訳ではなく字がびっしりと書いてあるので読むのには根気がいるかもしれません。
私のように小説の「竜馬」は好きだけど史実の龍馬は知らないという方は是非一度読んでみてください。
豊富な写真と冷静な判断
★★★★☆
写真や図説により分かりやすく解説された龍馬の生涯。様々な定説や謎を冷静な目で解き明かしてゆく。日本各地に点在する龍馬関連の史跡・資料などを細かく検証しており、龍馬の足跡を辿る旅のガイドブックとしても使えそうだ。