女性が男性のためにどれだけ劣らなければならないのか。そうしている事で社会がどれだけ安心してきたことか。この愚かしい事実に気付かせてくれただけでも意味がある一冊です。
賢いことに対する偏見、差別を全て女性が受けてきたことに対する憤慨を抱かざるを得ないです。自分より優越した性を力でおさえつけてきた男性は、実は最も女性的であり、対する女性は力の男性よりも強い生き物なのだと思いました。
女は強く、男は美しく…これにつきます。
ただし、母親だけは強く、そして美しい…両方持ってるぞ、と。