原作では極道絡みの話が多いのですが、今作には「覚醒剤」が登場します。
久美子がそれをひとりで解決しようとするのに、興味を持った慎が近づくのですが、そこはもう「極道」の世界。
教師と生徒、極道と学校の境でのふたりの心の葛藤は、とても深みがあって、言葉では言い表せないほど切ないものです。
こう書くと恋愛物と誤解されがちですが(汗)そうではありません。
もっと深い意味での人との繋がりが切なく表されています。
本来は学園モノでも恋愛モノでも極道モノでも青春モノでもございません。コメディです。
コメディだからこそその中に散りばめられた細やかな感情に感動できる作品です。