たとえば、こんな文章が載っています。　P126より……は中略です。

”……イラク帰還兵の方に,米兵によるイラク人虐待の写真を見せてもらいました。……戦場に送られて追い詰められておかしくなってそういうことをしているのは、アメリカでもっとも貧しい若者たちです。……アメリカには徴兵制度はありませんが、貧困が一番大きな徴兵制度であることを誰でもわかっています。……”

さて、この本は、今の日本の生きづらさを考えつづけ、その解消に向けて行動をおこした雨宮さんと、雨宮さんの行動と内面を読み解く香山さんとの対談として読みました.

雨宮さんの運動がかっこいいのは、実際に地獄をみて、今ここにいるからだと思う。
マイナスのインプットをプラスのアウトプットに変えようとする意思だ。