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賢者のおくりもの

価格: ¥1,620
カテゴリ: 単行本
ブランド: 冨山房
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大人になっても ★★★★★
初めてこの物語に出会ったのは、小学生の頃でした。
異国のクリスマスの雰囲気と二人の微笑ましいエピソードが
少女だった私に強いインパクトを与え。。。
それから歳月を経て、もう一度読み返した今、
何とも言えない感動が湧き上がりました。
大人になると目に見える物で損得勘定したり、物事を判断したりしがちです。
だけど、目には見えない形のないものが何よりも大切だということを
この本は思い出させてくれます。

ぜひお子さんに読んでもらって、大切なものは何なのかを
感じてほしい本です。もちろん大人の方が読み返しても
忘れかけていた大切な事を感じられるのではないでしょうか。
ツヴェルガーの絵の魅力、大人のためのクリスマス絵本 ★★★★★
クリスマスの贈り物にまつわるオー・ヘンリーの有名なおはなしに、国際アンデルセン賞受賞の人気絵本画家ツヴェルガーの絵が添えられた絵本。縦長の装丁もしゃれた一冊。
つましい暮らしを贈る一組の夫婦。夫へのクリスマス・プレゼントのために、妻は自慢の長い髪を売り、夫の大事にしている懐中時計につけるための鎖を買い求めますが…。

この絵本の絵は、ツヴェルガーの初期の頃の作品。深い色や、あざやかな色も使われている現在の画風とは若干異なり、 色使いが淡くひかえめで、斬新なデフォルメもありません。でもクラシックな感じのする上品な絵が、何とも良いのです。
髪を切ったあとのえりあしを気にする妻の仕草、家具や雑貨の描写の繊細さなど、女性ならではの目線と確かなデッサン力で描かれた絵の数々は、ツヴェルガーのファンならずとも必見。

大人のためのクリスマス絵本としても、おすすめの一冊です。
CMでも使われた名作 ★★★★★
妻は自分の一番の自慢でもある大切なものを売り、夫のために懐中時計の鎖を、
夫は自分の一番高価で思い出のつまった大切な物を売って妻のために櫛を買います。
しかし、一番大切なひとを想い、自分の持っている一番大切な物とひきかえにして
買ったプレゼントは結局…

かなり前にCMにも使われていて、数十秒でも素敵なお話だったのですが、活字で読むと
さらに切なくなってしまいました。CMでは最後に、賢者のおくりもののふたりはお互いに
かけがえのないものを贈りあったのです、と言っていたと思うのですが、この本では
少し曖昧な終わり方。
幸せとは?人生とは?人と人との繋がりとは?いろいろ考えるきっかけとなる本です。

ホームレスの男のささやかな願いと悲しいのか男は幸せだったのかわからない結末(警官と聖歌)、
少女の心を守るために老人が描いた最期の傑作(最後の一葉)等、ラストの登場人物の
心情やこれからについて、思わず想像する、考える余地を残したちょっと滑稽で寂しく、
幸せで切ないお話が十話つまった短編集。
対象年齢が小学校上級生からなので、子供にも分かりやすい平易な文章です。
こ難しい文章を読みなれた大人にとって最初は読みにくいと思いますが、昔読んでいた
本の何か云いさとすような書き方を思い出し、違和感を残したながらも懐かしく感じます。
綺麗なめでたしめでたし…というお話ばかりではないので読後、さっぱりした気持ちには
なれないと思いますが、子どもに眠る前に読んであげたくなる本です。
贈り物って? ★★★★★
O・ヘンリーの短編の中でも有名なこの話、多くの人が一度は読んだり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?でも、文庫本でさっと流して読んだのと、大判の、繊細で優美な挿絵入りのこの絵本でじっくり読んだのとでは、印象がかなり違っていました。義理で贈ったり義務感で贈ったり、はたまた自己満足だったり、、、こんなに相手を思って何かを贈るなんてことがあっただろうか?そして一緒に暮らす人にもモノにも、もっと愛情をもって大切にしなくては、とクリスマスを前に思ったりします。
★★★★★
ヘンリーの短編集のよさは、すぐ読める短い話の割に、
内容がとっても濃いということ。大事な人にプレゼントしたい本。