4つの署名の人は誰?
★★★★★
「緋色の研究」につぐ、シャーロット・ホームズの第二作。
ワトソンが、結婚相手を見つけるというハッピーエンドものになっているらしい。
3度読んで、そこだけは、うっすら覚えているが、3年たつと筋を忘れてしまい、新鮮な気持ちで読んでいる。
新版を買って読んだのは、4回目です。
4つの署名の4人が同じ比重で現れていないところが、なんとなく引っかかっています。
ホームズがやけに真相に早くたどり着くのも気がかりでした。
最初のコカインなどの表現があるが、ここは新版で削除してもよかったのではないかと思われた。
合法と非合法の瀬戸際を行かないと、探偵家業が成り立たないのは分かる。
後に表現しなくなった明確な違法行為を、残しておくのもいかがなものか。
名声へと離陸するアンティーク
★★★★☆
名探偵シャーロック・ホームズの第二作。この作品から出版社がアメリカに移り、ホームズとドイルとは世界的な名声を確立してゆく。
3部構成のような「緋色の研究」よりは物語の構成がしっかりしたが、謎解きの醍醐味はやはり希薄。推理自体よりも、追跡劇の要素の方が強い。すべての思考はホームズの頭の中だけで完結し、読者がここに立ち入る余地はない。これでは現代の意味における推理小説とは言えないだろう。いわばアンティークのようなものである。
しかし、時代ということを考えれば、この作品が当時大きな話題になったとしても不思議ではない。また何といっても、ホームズという特異な人格の造形は、現代の名探偵のそれと比べても出色であるし(現に京極夏彦は榎木津礼二郎という人格上のレプリカを成功させている)、ワトソンという冷静な記録者が脇に居るという設定も秀逸である。この素朴な娯楽小説が現代まで賞賛され続けているのは、ひとえに設定の勝利、といえるのではないか。
是非をつけるのが難しい長編シリーズ
★★★★★
「緋色の研究」も不気味で不思議な事件ですが、この「四つの署名」も同じぐらい不気味で不思議。
相変わらず殺害現場の臨場感たっぷりの解説は面白いです。
今回は、被害者、犯人の事件前後の行動がカギとなっています。あと、なぜそこに四つの署名があるのか。
ずば抜けた観察眼を持つホームズが現場をひととおり調べるだけで犯人の行動、経路、動機まである程度わかってしまうところは本当に神業としかいいようがありません。
ひとつの証拠がひとつの結論を出すのではなく、ひとつの証拠で何個もの結論を出し、その結論から更に現実的な憶測を立てていく。俺はホームズのそういう推理にのめりこみました。
前作を読んだ、推理ものが好きな方には特にオススメです。でも、第一作目は「緋色の研究」なんで、「ホームズとワトスン君はなんでここまでわかりあえるのか」を知りたければ先にそっちを読むことをオススメします。
基礎となった作品
★★★☆☆
ホームズ譚2作目であり、前作「緋色の研究」と同じく長編小説です。
毎年同じ日に謎の人物から贈り物が届くという婦人の依頼で、謎の人物との面会に同行することになったホームズ達は財宝の絡んだ殺人事件に遭遇するというお話です。
前作の欠点は作者自身も認識していたらしくホームズの言葉を借りて批判を加えているのは面白いところでしょう。
また、ホームズが麻薬を使用しているという新しいエキセントリックな面や前作では肩を負傷していたワトソンが以降脚の負傷に変わっているなど人物設定が確立した作品であると言えるかもしれません。
不気味で惹かれる不思議な話
★★★★★
私が初めて読んだホームズものがこの四つの署名でした。全体に漂う不気味な雰囲気にのめり込み、一気に読んでしまいました。莫大な財宝をめぐる様々な人々の欲望が交錯しあい、悲劇を招いてしまうという暗い感じのストーリーですが、ドイルの特徴である登場人物の細かな描写、飽きさせない展開で最後までワクワクできます。ますますホームズ好きになること請け合いです。
..at ANY TIME..
★★★★☆
ホームズシリーズ2巻目。
はるかぜ書店
★★★★★
■インド王族の宝石箱の秘密を知る帰還少佐の遺児が殺害され、そこには“四つの署名”が残されていた。犯人は誰か? テムズ河に展開される大捕物。
雨読堂
★★★★★
シャーロック・ホームズシリーズ第2作目(長編)。ワトスンが運命の出会いをする物語です。
どんぐり書店
★★★☆☆
12巻でコナン君が言っていた、ホームズでの一番のお気に入りがこの「四つの署名」。この本で、ワトソンとの懐中時計を巡る会話の中にも、28巻で出てきた「あ!」という名台詞が出てくるのをお見逃しなく!
野の花
★★★★★
こちらはホームズ物語第2作目で長編です。内容についてあまり書くのは控えますが、この四つの署名では、ホームズの相棒のワトソンさんが結婚しますね。
間宮堂 書籍部
★★★★☆
コナン・ドイルが「緋色の研究」の次に発表した長編第2弾!
雫霸☆神殿
★★★★☆
シャーロックホームズシリーズ第二部!!『緋色の研究』を読んだら次はこれ☆☆
周太郎の部屋
★★★☆☆
なかなかおもしろっかたです。
モアイがモアイ
★★★★★
モアイがホームズで一番最初に読んだのがこれです。長編ですが、全然長くないです。
ネコスズ本屋さん
★★★★★
シャーロック・ホームズというと名前は知っていても読んだ事が無い人も多いと思います。おもしろいですよー。若い人にはすこしわかりにくいかもしれませんが。犬のホームズしか知らない人にはちょっと意外に感じるかも。
本屋さん ばにら・ほいっぷ
★★★☆☆
テレビでやってた「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」を見て、興味を持ったホームズ。
これは、コナンの作者青山氏がホームズシリーズで一番おすすめと言っておられた作品です。
ラッキー書店
★★★☆☆
現在読書中の作品です。
まだ少ししか読んでないので、星3つですけど、きっと読み終わると星が4つくらいに
なってるんでしょうね。
なぜなら4つの署名だけに4つの星。。。はぁ・・・・・
まぁおふざけはこれくらいにして、とにかくよんでね。
きいろ
★★★☆☆
長編です。ワトスンの恋。。。 「名探偵ホームズ」より
本屋さん ばにら・ほいっぷ
★★★★☆
ホームズシリーズ全10冊の2番目。長編。これは「名探偵コナン」の作者青山氏がホームズシリーズで一番おすすめと言っておられた作品です。
ARICEの隠れ家
★★★☆☆
ホームズシリーズでは珍しい恋愛物語。ワトスン医師の恋の行方をお楽しみに!
白梅軒
★★★☆☆
シャーロック・ホームズの読むならこの出版社がお勧めです。
ARICEの隠れ家
★★★★☆
ホームズシリーズでは珍しい恋愛物語。ワトスン医師の恋の行方をお楽しみに!
気まぐれ
★★★☆☆
世界的にも有名なホームズの1冊です!
うたの書房
★★★★★
ホームズ第2作目。
奇妙な殺人事件の依頼を受けたホームズ、現場には「四つの署名」とかかれたメモが…
SOMEDAY
★★★★☆
コナン・ドイルの作品。言うまでもなく「コナン」はここから。
癒しの部屋-Side C-
★★★★☆
細かいところは覚えていないのですが、ワトソンがいきなり結婚したり、離婚したりしていたのは、児童向けだったから?確かに、ワトソンのプライベートと物語の本筋は関係ないのですが、本筋と関係のないことが、かなり気になるんですよね、いつも。もう一度、読み直したいシリーズです。
いろいろな出版社から出ていますが、好きな訳が個人によって違うと思いますので、一度、本屋で読み比べてみることをおすすめします。
えばっちゃんの本屋
★★★★☆
シャーロックホームズシリーズの中で最もお勧めの一冊です。