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AZURE D'OR - 碧の幻想 (紙ジャケット仕様) [SHM-CD]

価格: ¥2,940
カテゴリ: CD
ブランド: Arcàngelo
Amazon.co.jpで確認
楽曲は小粒だが、アニーの歌とポップな作風の名盤・・・ ★★★★★
ハイスピード・カメラによるエキセントリックなジャケット・デザインが作品の全体像を代弁しているかのようです。彼らにしてみれば、小粒な楽曲が多いので、初期のファンにはバンドの衰退期を象徴するような作品に映るかもしれません。

しかし壮大なオーケストラによるドラマチックな様式美も良いのですが、このアニーの歌を全面に出した、ポップな楽曲もまた彼ら独特の魅力であることは論を俟たないでしょう。評価の分かれ目は、冒頭の1曲目でしょう。これは聴いて「こりゃ俗っぽいし、軽すぎてあかん」と思うか、「これはこれでキャッチーでOK!」と感じるかです。

このアルバムの少し前にアニー・ハズラムはソロ作品を発表していますが、この方向性とも異なるユルイ、好きなポップスをプレイしています。当時にあってバンド内が煮詰まってきた証左といえる現実が進行しつつあったことが窺えます。

今聴くなら、聴き易いこのアルバムからです。
これは是非再評価したい良作 ★★★★☆
「燃ゆる灰」や「お伽噺」はもとより、この作品の前の「四季」の評価にも
届かない、なおかつ発売当時のヒットチャートはおろかファンからも
あまり芳しくない評価を得てしまった作品である。

不評の要因の詳しいところはわからないが、これまでの緻密な
生オーケストラアレンジがほとんどシンセサイザーに置き換え
られた点がこのバンドに似つかわしくない、つまりクラシカル
な伝統美をそこねての安直なはやりへの迎合と取られたか。

でもクラシカルなアレンジメント性は健在だし、曲も短めなもの
で構成させているが、作品を通して一貫した美意識が十分保たれ
ている。もちろんアニー・ハズラムのボーカルも変わりなく美しい。
曲の出来もポップさを増したものの飽きのこないルネッサンスならでは
の粒ぞろいな傑曲である。ジャケットのデザインもすばらしいと思うが。

たいしたことない作品が名盤扱いされて(特にヨーロピアンプログレ)
続々発売される我が国だが(ある意味幸せな国です)さすがは有数の
名門グループルネッサンスが発表した凡作扱いのこの作品のクオリティ
を是非確かめていただきたい。


実は最高傑作か! ★★★★★
 中学生のときの79年に買って、余りのポップ化に驚きましたが、その実はポップなプログレに魅力を感じていました。とはいえ、長じて売却。

 今回来日するというので買い戻して聴いてみて、改めて、これはいい! 断言できる。ルネッサンスの最高傑作かも?
今にして思うと傑作だったのかも ★★★★★
「A Song for All Seasons」を経て完全にポップ志向に踏み込んだアルバム。
この時点で完全にRENAISSANCEから離れたファンも多いだろう。
でも今にして思うと、ポップ志向とRENAISSANCEの個性が絶妙にバランスした作品だったのではないかという感じも受ける。
収録されている曲はどれも美しい。
それ以前の作品と比較すれば明らかに異質で、それ以前のファンからすれば拒否反応を起こして当然だけれども、現在の目で実は最も一般ウケするのはこれじゃないかなあという気がする。
試行錯誤 ★★★★☆
当時の最新鋭シンセを使用していますが今だと陳腐に感じてしまいます。
これをメロトロンで録音していたら印象がかなり違っているでしょう。
曲は全て練りこまれていますしルネッサンスそのものの華麗な音です。
今となってはなんとも形容しがたい独自性だと思いますね。