日本初の百科事典、原文は漢文だが、口語訳したうえ、注を付してあるので
原文より遙かに読みやすい
7巻は巻45~54が収録されており、主に動植物メインなので
動植物や自然に興味のある人は読んでみると楽しめると思う
注が付してはある物の、動植物に詳しい人にとっては甚だ物足りない物であり
ツッコミどころ満載であるが、
読者に色々考える予知が残されており楽しい。
現代と全く名称が違う物や、同じモノ
何がなんだか分からないもの等々、絵と解説が付いているが
当時の人々の動植物への認識がよく分かる
マムシが口から子供を産むというのはこのころにもう言われていたんだなぁ…
海和尚なんて妖怪じみたのまで掲載されているのは楽しい
他に龍等の伝説上の動物まで掲載されている
実用書としての価値は皆無だが、話の種としては面白い