赤ちゃんの気持ちが知りたい?
★★★★☆
この本は、「我が子(0〜3歳)がぐずった場面」と、「その時の子供の気持ちを、
子供になったつもりでお母さんが書いてみましょう。」という話から始まります。
ママ日記には、
「夫の実家へ来ていて、昼寝から覚めた娘が泣き出した。
お菓子をあげてなだめようとしたけど、泣き止まなくて、
義父が泣かすな!と怒り、義母がちょっと外へ出てみれば?というので
散歩へ連れてでて、娘が落ち着いたので帰ってきたのに
家の誰も声を掛けてくれなかった」と書かれ、
キッズ日記には、
「おきたら、しらないおうち。ママがきたけど、いつもみたいに
すぐだっこしてくれない!おそとへでて、
ふたりだけになったらいつものママだ。さっきのことはゆるしてあげる」
省略したけど、こんな風にお母さんが一人二役の日記をつけたのが、
沢山載ってます。そのあとに、監修者の汐見稔幸さんと、
推薦者の大日向雅美さんのコメントも小さく載っていて、
「ふたりだけだといつものママ・・子供にはお母さんの緊張が
伝わったのですね」と書かれています。
もう、何で泣くの!なんで寝ないの!なんで食べないの!!
なんて、毎日考えてるお母さん、実行してみては?
初めてのお子さんをもつお母さんに読んでもらいたい本です。
日記をつけなくても、子供になったつもりでアフレコしても楽しいですよ♪
泣いていたら、
「ああん、ああん、だっこしてよぅ!なんでだっこしてくんないのよっ!
なんでわらってんのよん!!なみだもはなみずもでちゃったじゃないっ!
ふいてきれいにしてっていってんのにぃぃ!もう!もっとないちゃうからぁ!!」
私も、ぐちゅぐちゅの顔になった娘の泣き顔みながら、笑ってます。