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南北朝の動乱 (戦争の日本史8)
価格: ¥2,625
カテゴリ:
単行本
ブランド:
吉川弘文館
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為になった
★★★★★
複雑な南北朝の歴史を見事にまとめた一冊だと思う。南北合一後、嘉吉の乱あたりにまで触れており、これらを通して鎌倉時代の崩壊以降、室町時代とはなんだったのか、という形で論じられている。
帝位に就けずに没落していった皇統の人々や、地方の荘園内における領主一族の主導権争いなど、細かい事象にも触れられており、書物としては後半、とっちらかった印象が無きにしも非ずだけれども、知らなかった事、この時代の様々な側面を知ることが出来るので、為になったという好印象の方が強く残る。
ダイナミックなエネルギーあふれる時代
★★★★★
南北朝はドラマや小説でも比較的取り扱われることが少なく、マイナーな感が強いが、様々な点において特異な時代である。
皇統が二つに分裂したことをはじめ、後醍醐天皇に代表される強烈なキャラクターが多数登場し、良くも悪くもエネルギーのあふれる時代である。また近代にはいっても天皇を自称する人が現れるなど、後々の時代に与えた影響も少なくない。
意外によく知らない時代への包括的な理解と視点を提供してくれる一冊である。